赤ちゃんを見ると、気持ちがほっこりして可愛いなと思いますよね!
私は現在初めての0歳児育児に奮闘中の新米ママです。大変な出産を乗り越えて、生まれた我が子が可愛いと思うのは当然ですが、結婚や妊娠する前も、電車の中などで、赤ちゃんを見かけると可愛いとついつい凝視していました。
また、出産後、子供を連れてお散歩していると、すれ違う方の中には「可愛いね~」と声をかけてくれる機会も増えました。
なぜ赤ちゃんはこんなにも可愛いと思うのでしょうか?
今回は、どうして赤ちゃんは周りの人を可愛いと思わせるのか、どんな理由があるのかを調べてみましたので、紹介していきます。
目次
赤ちゃんを可愛いと思う理由
赤ちゃんを可愛いと思う理由について説明していきます。
人が赤ちゃん見て可愛いと思う理由には、赤ちゃんの持つベビーシェマと呼ばれる特徴があるためといわれています。
ベビーシェマとは、赤ちゃんの次のような特徴の事です。
- 相対的に大きい頭
- 下方に位置する大きい目
- ふっくらとした頬
- 太く短い手足
- 丸みを帯びた体系
- ぎこちない動き
人は、目から取り込んだベビーシェマの情報が脳に伝わると、脳では”可愛い”という感情を生み出します。
赤ちゃんは親や大人の助けをかりなければ、大きく成長することができません。そのため、どの赤ちゃんもベビーシェマの特徴を生まれながらにしてもっています。
また、人間の赤ちゃんだけでなく、生まれてから親に育ててもらう動物(犬、猫など)も同じベビーシェマの特徴を持っています。
赤ちゃんも動物も、お世話をしてくれる周りの人や親に可愛いという刺激を与え、自分に引き付ける武器を生まれながらに持っているのです。
最初に、赤ちゃんを可愛いと思う理由の一つベビーシェマを紹介してきました。
確かに赤ちゃんには、ベビーシェマの特徴が備わっています。しかし、生まれた直後は、赤ちゃんの出生体重などによりますが、ベビーシェマの特徴はあまりたくさんはありません。
私の場合、我が子は2600g程度で生まれてきたため、ふっくらや丸みを帯びるという印象は正直ありませんでした。それでも可愛いと思う笑顔(新生児微笑)がありました。
今度は新生児微笑について、次の項で詳しく説明していきます。
新生児微笑とは?
赤ちゃんが大人に愛される理由の中に笑顔があります。笑顔は生まれた直後から顔に起こる反射の一つとしてあり、新生児微笑と呼ばれています。
赤ちゃんが新生児微笑をする理由は次の2つです。
- 胃などの刺激が脳に伝わり、顔の神経を反射的に動かしている
- 周りに愛されるために、寝ているときなども笑顔になる
私の場合は、生まれた直後の我が子は、ふっくらというよりも筋張っているのが印象的でした。しかし、母乳やミルクを飲んで、満足したようにニコっと笑う、寝ているのにニコっと笑う行動は、私に”可愛い!“と思わせる力がありました(親ばかですみません)。
また、可愛いという感情があればあるほど、睡眠時間が少なくても、体がきつかろうとも、赤ちゃんのお世話ができる元気が湧いてきました。
新生児微笑も赤ちゃんが可愛いと思う武器なんですね~!
さて、ここまでは、ベビーシェマや新生児微笑について紹介してきました。
赤ちゃんが生まれながらにして持っている武器は、赤ちゃんが生き抜くために身につけているものです。でも、出産直後のママは、おむつや授乳なども気にしなければなりません。
私の場合は、出産後、徐々に赤ちゃんのお世話することが頭を占領しだしてしまいました。そんなときに、私を担当してくれた助産師さんは、毎日毎日、同じ言葉を私にかけてくれました。
次の項では、私の体験談を紹介していきます。
赤ちゃんのベビーシェマや笑顔を見逃さないで!
子育て中は赤ちゃんのベビーシェマや笑顔を見逃さないようにしましょう。
特に出産直後は、体の疲労に加え、睡眠不足の日々が続きます。
私の場合は、我が子のお世話を自分でしなくてはという気持ちから、どんどん自分の頭をお世話することで占領してしまいました。
その時に私を担当してくれていた助産師さんからは、「生まれた直後は、少しの時間でも赤ちゃんの見てあげましょうね。おむつや授乳などのお世話することばかりに気持ちがいってしまうと、大切な赤ちゃんが見えなくなってしまいますからね。ゆっくりとだけど、動いたり、笑ったりするんだよ。お母さんはまず、子供を見るところからがスタートです。」という言葉を毎日のようにかけてもらいました。
それによって、お世話をしながら見ているつもりでも、ゆっくりと動いたり、目をぱちぱちしたりする姿って、落ち着いてみないと見れないんだなと気づかせてもらいました。
ゆっくりと我が子を観察するようになり、笑顔や動きが可愛い!と感じるようになってから、自分の体にも元気が湧いてきました。
これから出産を控えるパパやママや育児に奮闘中のパパやママには、ぜひ、頑張って生んだ子を見ることを意識してみてください。
まとめ
ここでは、赤ちゃんが可愛い理由について説明してきました。
赤ちゃんが可愛い理由は、次のような特徴のせいです。
- 相対的に大きい頭
- 下方に位置する大きい目
- ふっくらとした頬
- 太く短い手足
- 丸みを帯びた体系
- ぎこちない動き
- 新生児微笑
これらの特徴は、赤ちゃんが大人の注意を引き付けるための、生まれながらにして備わっている武器です。私達夫婦も、我が子の武器にメロメロの毎日です(繰り返し、親ばかですみません)。
また、我が子にとってのおばあちゃんに当たる実母も、生まれた直後は、「小さくて大きくなるか心配だ。抱っこが怖いよ~」といっていましたが、生後半年を過ぎたころから「ムチムチになったね。可愛い!可愛い!」という反応になりました。
赤ちゃんの成長は早いなぁと感じます。たった半年で、体重は約3倍になり、動きも活発になってしまいます。生まれた直後の写真とは別人のようです。
ぜひ、これからパパやママになる方、現在、育児に奮闘中のパパやママは、たくさんたくさんお子様を見てあげてください。そして、お子様の可愛い部分をいっぱい見つけてください。可愛いっところは、親ばかといわれようとも自慢しちゃいましょうよ!
我が家は、パパは外で仕事をしているので、私が日中の笑顔を写メってパパに送っています。お昼休憩などににやにやしてパパは職場で見ているそうです。
皆さんもお子様の可愛い部分をたくさん見つけてあげてくださいね。