クロロフィルという成分、聞いたことありますか?

クロロフィルは、植物や藻類などは無くてはならないもので、緑色の天然色素で、日本語では葉緑素と呼ばれています。

植物などは人間と違って、光合成によって、自らの体内で、糖などの有機物を合成しています。この合成に深くかかわっているのがクロロフィルなんです。

クロロフィルは、植物などの細胞の細胞壁に存在し、太陽の光と水、二酸化炭素から、糖などの有機物を合成するために必要不可欠な存在です。

ここでは、そんなクロロフィルを多く含む食品を中心に、詳しくお伝えしていきます。

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クロロフィルを含む食品


最初に、クロロフィルを含む食品について見ていきましょう。

クロロフィルを多く含む食品は、緑黄色野菜の特に緑色の濃いものが該当します。クロレラは海藻などの一種ですが、クロロフィルを多く含む代表的なものです。

それぞれの食品に含まれるクロロフィルの含有量は次の通りです。各食品100gに含まれるクロロフィルの含有量を示します。

  • ほうれん草:76.8mg
  • 小松菜:71.2mg
  • にら:40.9mg
  • 春菊:34.8mg
  • 焼き海苔:33.3mg
  • パセリ:28.2mg
  • しそ:15.9mg
  • わかめ:12.8mg
  • ブロッコリー:14.0mg
  • ピーマン:10.5mg

私達がよくスーパーなどで見かける食品も多くありますよね。ほうれん草や小松菜、にらなどは一年を通してスーパーで入手できる食品で、かなりの量のクロロフィルが含まれています。

これらの食品からクロロフィルを摂る場合は、次の2つの加工をしましょう。

  • 加熱する
  • 細かく切る

これらの加工をする理由について、それぞれ詳しく説明していきます。

加熱する

先に紹介したようにクロロフィルは、植物の細胞壁に存在します。細胞壁とは、壁と言うだけあって、一定の仕切りのようになっています。その細胞壁の中にクロロフィルは存在するため、体に取り込むためには、壁を壊す必要があります。

この壁を壊す方法の一つは加熱することです。適度に熱を加えることで、クロロフィルを閉じ込めている細胞壁を壊し、体に摂り込みやすくするのです。

しかし、長時間加熱してしまうと、クロロフィルが酸素と反応して酸化してしまい、綺麗な緑色が茶色に近いような緑に変色してしまいます。この状態では、クロロフィルも壊れてしまって、本来の働きができなくなってしまいます。

クロロフィルを摂取するためには、加熱しすぎないこともポイントなんです。

細かく切る


クロロフィルが含まれた細胞壁を壊すもう一つの方法は、食品を細かく切ることです。

細胞壁は細かく切れば切るほど壊れます。そのため、みじん切りよりも、ミキサーやすりおろすなどの加工を加える方が、より効果的です。

基本的にクロロフィルは食品だけで十分に摂取できます。食品からクロロフィルを摂取する場合は過剰になることはまれですが、サプリメントなどでは過剰摂取が問題にもなっています。

次の項では、クロロフィルを過剰摂取した場合にどのようなことが起こるのかを詳しく説明していきます。

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クロロフィルを過剰摂取したらどうなるの?


クロロフィルの1日の摂取量は、サプリメント会社などによって様々です。クロレラなどは、100g中2285mgものクロロフィルが含まれています。食品からクロロフィルを摂る場合は、どんなに食べても過剰摂取にはなりませんが、サプリメントなどの場合は、クロロフィルが濃縮されて入っているため、過剰になってしまう場合があります

クロロフィルを過剰に摂ってしまうと、皮膚障害皮膚炎を起こしてしまう場合があります。

この皮膚障害は、クロロフィルの光に対して反応する働きが原因で、人の皮膚に炎症を起こしてしまうといわれています。また、稀にですが、クロロフィルに対してアレルギーを持っている方もいらっしゃいますので、クロロフィルを摂って体調変化が起きた場合は、使用を続けることをやめましょう。

クロロフィルを摂取する場合は、用法用量を守ることや、体調変化を見逃さないようにしてくださいね。

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まとめ


クロロフィルは基本的に緑色の野菜であれば何でも含まれています。

クロロフィルを多く含む食材は次の10食品を紹介しました。

  • ほうれん草:76.8mg
  • 小松菜:71.2mg
  • にら:40.9mg
  • 春菊:34.8mg
  • 焼き海苔:33.3mg
  • パセリ:28.2mg
  • しそ:15.9mg
  • わかめ:12.8mg
  • ブロッコリー:14.0mg
  • ピーマン:10.5mg

これらの食品ならば、スーパーなどでも簡単に入手できますよね。クロロフィルをたくさん体に摂り込むためには、加熱調理や細かく切ることがおすすめです。

それは、クロロフィルは、植物などの細胞壁に存在するため、その壁を壊してあげる必要があるからです。ただし、加熱しすぎは、クロロフィルが酸化してしまい壊れてしまうため、注意してくださいね。

クロロフィルは体にとってデトックス効果など嬉しい効果があるのですが、人によっては体に合わない場合があります。

クロロフィルを摂って、皮膚に違和感が出たり、お腹がゆるくなるなどの症状が出た場合は、クロロフィルに対してアレルギー反応を起こしている場合があるため、注意が必要です。

また、サプリメントなどでクロロフィルを摂取する場合は、食品よりも大量に含まれているため、過剰摂取になりやすい場合があります。過剰は体に余計な負担となってしまう場合もあるため、用法用量をしっかりと守って摂るようにしてくださいね。