ブロッコリースプラウトって聞いたことありますか?スーパーで見かけたことのある方もいらっしゃると思います。

見た目はカイワレ大根にそっくりです。しかし、ブロッコリースプラウトは、たくさんの栄養が含まれていて、とっても体にGOODな食材です。

カイワレ大根のように少しピリッとした辛味がありますので、色々なお料理の彩や味のアクセントにとっても重宝します。さらに、最近、ブロッコリーに含まれる栄養で注目されている効果もありますので、紹介したいと思います。

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目次

ブロッコリースプラウトってどんなもの?

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ブロッコリースプラウトと言っても聞いたことが無い方もいらっしゃると思います。そこで、最初にブロッコリースプラウトってどんなものかを説明します。

ブロッコリースプラウトとは「ブロッコリー+スプラウト」と考えてください。「ブロッコリー」は”もこもこ”の木のような野菜なので、皆さまイメージできますよね。

「スプラウト」というのは”野菜として食べる植物の新芽“のことです。

つまり、ブロッコリースプラウトというのは、ブロッコリーの新芽ということになります。馴染みのあるスプラウトには、もやしや豆苗などがあります。スプラウトのイメージは生まれた赤ちゃん!!どんどん自分で栄養を蓄えながら大きくなっていくのです。

そのため、ブロッコリースプラウトには種や成長した野菜よりも栄養素が豊富に含まれているのです。

まずはブロッコリースプラウトがどんなものかを説明ました。ブロッコリースプラウトにはビタミンや抗酸化作用などたくさんの栄養素やうれしい効果が満載です。

次の項で詳しく説明していきます。

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ブロッコリースプラウトの栄養と効果

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ここからはブロッコリースプラウトの栄養と効果について説明していきます。

ブロッコリースプラウトの栄養素は、主に

  • スルフォラファン
  • βカロテン
  • ビタミン類(主にCとE)


が含まれています。

それぞれ、どのような効果があるのかを説明していきます。

スルフォラファン

ブロッコリースプラウトは、スルフォラファンになる前の物質(前駆体)とスルフォラファンにする酵素(ミロシナーゼ)の両方を持っています。

スルフォラファン前駆体+ミロシナーゼ=スルフォラファン

となるのです。

スルフォラファンの具体的な効果には

  • 抗酸化作用
  • 肝機能を向上させて、解毒作用を促進


などがあるとされています。

個々の効果は次のようなものです。

【スルフォラファンの効果】

  • 抗酸化作用
  • 人は体の中で糖や脂肪からエネルギーを作って体を動かしています。このエネルギーを作るときに、酸素を使うのですが、そこで活性酸素と呼ばれる燃えカスのようなものができます。この活性酸素は、細胞を老化させるなどの働きをします。

    スルフォラファンは、この活性酸素を抑制、減少させる抗酸化酵素の働きを活発にする抗酸化作用があるとされています。抗酸化作用により、活性酸素による細胞の老化を抑制し、シミなどの予防ができるとされています。

  • 肝機能を向上させて、解毒作用を促進
  • 肝臓は、体の中の様々な有害作用をもつものを解毒する働きがあります。肝臓の機能が低下すると、解毒作用も低下するため、老廃物が貯まり、体が疲れやすくなったり、病気になったりするといわれています。

    スルフォラファンは、肝臓の解毒作用のある酵素の生成を活発にする効果があります。その結果、体内の解毒作用を促進することができるのです。

βカロテン

βカロテンは、緑黄色野菜などに多く含まれます。βカロテンにも抗酸化作用があるため、細胞の老化を防ぐ効果があります。また、βカロテンは、体の中でビタミンAに変換され、ビタミンAとしての効果もあります。

主に、体の皮膚や粘膜などを保護する効果や、免疫を正常に保つなどの効果があるといわれています。

ビタミン類(CとE)

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ビタミンCとビタミンEには、両方とも、抗酸化作用があるため、体内の活性酸素を減らす効果があります。実は活性酸素を完全に除去するには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの3つが揃っていることが大事!

ブロッコリースプラウトには、この3つのビタミンが全て揃っているのです!

これにより、老化予防、免疫力の工場、シミやそばかすの予防に効果があるとされています。

ここまで、ブロッコリースプラウトの栄養と効果について説明してきました。

と・に・か・く!!ブロッコリースプラウトには活性酸素を取り除く、抗酸化作用があるものが、たくさん含まれています。ストレス社会を元気に、健康に生き抜くためには是非、食事に取り入れたいブロッコリースプラウト。

次はお料理が苦手な私でも簡単に普段の食事で食べられる、ブロッコリースプラウトの取り入れ方を紹介していきます。

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ブロッコリースプラウトの取り入れ方

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ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンは、

「スルフォラファン前駆体+ミロシナーゼ=スルフォラファン」

で作られることを説明しました。

たくさんのスルフォラファンを作るためには、

  • 細かく刻む
  • 前駆体とミロシナーゼが触れ合う面積を増やすため。

  • 加熱処理せず、生のまま食べる
  • ミロシナーゼは熱に弱いため。


この2つがポイントです。

また、1日に食べる量としては、20g程度(大人のこぶし程度)を3日に1回食べればOKとされていますので、色々なお料理に一つかみ入れてみましょう!

食卓にブロッコリースプラウトを取り入れる方法としては、次の2つがおすすめです。

  • サラダに毎回少量ずつ入れる
  • お肉やお魚のメインの下に盛り付ける


私の例を紹介しながら、説明していきます。

サラダに毎回少量ずつ入れる

細かく刻んだブロッコリースプラウトを普段のサラダに混ぜるだけ。

ポテトサラダ、ゴボウサラダ、アボカドサラダなどなんでもOK!私はマヨネーズやアボカドなど味の濃いものにプラスするのをオススメします。

単調な味にアクセントをつけて飽きのこないサラダにしてくれます。

お肉やお魚のメインの下に盛り付ける

スルフォラファンは酢や油、動物性たんぱく質と一緒に食べると効果が高まると言われています。そのため、我が家では唐揚げや焼き肉の下にブロッコリースプラウトを盛り付けています。

使い方は簡単、お皿にブロッコリースプラウトを平に盛り付け、その上に唐揚げなどのメインを載せるだけ!お肉から出た油をブロッコリースプラウトがキャッチしてくれるので、余すことなく栄養が取れます。

また、ブロッコリースプラウトの、少しピリッとした辛味が口の中をリフレッシュしてくれます。

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まとめ

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ブロッコリースプラウトの栄養と効果について説明してきました。

栄養と効果については、「抗酸化作用」これだけは覚えておきましょう。

活性酸素が山盛りの体では、毎日を健康に過ごすことが難しくなってしまいます。この活性酸素を減らす方法のひとつが、ブロッコリースプラウトを食べることです。

どんな料理にも合うので、色々な料理の付け合わせに沿えるだけでOK!ずぼらな私は、ブロッコリースプラウト、カイワレ大根を冷蔵庫の常備野菜として、グリーンが足りないなと思うときに沿えています。

皆様も冷蔵庫の常備野菜としてブロッコリースプラウト、いかがでしょうか。