赤ちゃんの離乳食は、”もぐもぐ”や”ごっくん”の練習をするためにとっても大切です。

離乳食をはじめるまでの赤ちゃんは、母乳やミルクを少しずつ飲み込んでいます。そのため、離乳食の開始時は、コトコトと加熱して、すりつぶしたり、裏ごししたりと準備が大変です。

私も初めての育児に奮闘中の新米ママです。私は、お料理が得意ではないので、離乳食の準備にてんてこ舞いの日々です。

子供の月齢が進んでくると、抱っこしてほしいなどの欲求をストレートに表現するようになるうえに、体も大きく、そっくり返る力も強くなります。さらに、大きい声で泣かれると、あやしながら離乳食の準備は、本当に大変です。

離乳食を作る時間も無い!という日だってあります。離乳食に使う食材は、加熱して簡単にペースト状になるなど加工が簡単なものが、とっても重宝します。

などのフルーツは、熟したものを使えば、スプーンなどで簡単につぶすことができるので、とってもおすすめです。

ここでは、赤ちゃんの離乳食で桃はいつから食べられるのかを紹介していきます。

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目次

離乳食で桃はいつから食べられるの?

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最初に、赤ちゃんへの離乳食で桃はいつから食べられるのかを学びましょう。

桃は離乳食初期(生後5ヶ月)くらいからあげることができます。

離乳食は、3段階に分けられます。

  • 初期(生後5~6ヶ月)
  • 中期(生後7~8ヶ月)
  • 後期(生後9ヶ月以降)


それぞれの段階で、桃の離乳食への加工の仕方について詳しく説明していきます。

離乳食初期(生後5~6ヶ月)

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離乳食初期の段階は、赤ちゃんはごっくん練習をしています。

これまでは、母乳やミルクなどの少量の液体を飲んでいたところに、食べ物がやってくるため、食材そのままでは飲み込むことができない場合があります。

そのため、桃は次のように加工すると良いです!

  • 小さく切る
  • 電子レンジで数十秒加熱
  • スプーンでつぶしてペースト状にする
  • 粗熱をとって、スプーン1さじからあげる


赤ちゃんは、消化管も未発達なので、固形物では消化しきれず、胃腸の負担となってしまうこともあるので、加熱して柔らかくしたものをあげるようにしましょう。

また、桃には、アレルギー反応を引き起こす場合もあるため、初めて桃をあげるときには、スプーン1さじからはじめるようにしましょう。

離乳食中期(生後7~8ヶ月)

離乳食中期は、もぐもぐ練習をしている段階です。

ペースト状のものをごっくんと飲み込むことができるようになり、少しずつ、好みもでてくる離乳食中期は、口に入る程度に小さくカットしたものをあげるようにしましょう。

柔らかく小さくカットされた桃は、もぐもぐ練習にはもってこいの食材です。

カットした桃だけでは食べにくい場合は、ペースト状の桃の中にカットした桃を少量加えて、もぐもぐ練習ができるよう工夫してみましょう。

離乳食後期(生後9ヶ月以降)

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離乳食後期は、離乳食完了に向けて、通常の食事が食べられるように訓練をしていく時期です。

そのため、大き目にカットした桃を、赤ちゃんの手に持たせて食べる練習させてあげましょう。

このころになると、自分でスプーンなどを持ちたいという赤ちゃんもいます。我が子も、この頃から、私が口にスプーンを運ぶのを嫌がり、自分でやりたいというように手を出すようになりました。

もちろん、手や口の周りはべちょべちょになるし、服も汚れてしまうこともありますが、本人がやりたいならば、やらせてあげましょう。

喉に詰まらせてしまうのは困るので、側で見ている状態で、あげるようにしてくださいね。

ここまでは、離乳食で桃はいつから食べられるのかを説明してきました。

少し説明しましたが、桃にはアレルギーを起こす方もいらっしゃいます。特に花粉症の方の中には、桃アレルギーを起こす方がいるという報告もあります。

次の項では、桃アレルギーについて詳しく説明していきます。

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桃アレルギーには注意しよう

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桃アレルギーは、花粉症を持っている方に起こることが報告されています。

これは、桃がある花粉と似たタンパク質を含んでいて、桃を食べたのに体が勘違いして、花粉が入ってきたと思って、アレルギー反応を起こしてしまうという仕組みです。

特に、桃はバラ科に属するので、シラカバの花粉にアレルギーがある方は注意が必要ともいわれています。

桃アレルギーが起こると、次のような症状が出ます。

  • 口や喉がピリピリする
  • 口や喉がかゆくなる
  • 蕁麻疹がでる
  • 咳が出る
  • 呼吸が苦しい


また、特に赤ちゃんの場合は、次のような症状も出ます。

  • 口から嫌がって吐き出す
  • 機嫌が悪くなる
  • 口や唇がはれる
  • 口の周りが赤くなる


特に赤ちゃんは、言葉で体調不良を訴えることができないため、桃をあげた後は、しっかりと観察して、様子に変化がないかをチェックしてください。

桃などの果物は、新鮮で生の状態がアレルギーを引き起こしやすいといわれているため、赤ちゃんに与えるときは、電子レンジで加熱するなどの加工をしてあげるようにしましょう。

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まとめ

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ここでは、赤ちゃんの離乳食では、桃はいつから食べられるかを説明してきました。

離乳食で桃は、離乳食初期の生後5ヶ月からあげることができます。

離乳食の段階別の桃の加工の仕方をおさらいするとこうです!

  • 初期(生後5~6ヶ月):電子レンジで加熱後、ペースト状に
  • 中期(生後7~8ヶ月):小さくカットしたものをペーストの桃にまぜる
  • 後期(生後9ヶ月以降):手で持てるくらいの大きさにカット


桃は離乳食への加工もしやすく、甘味もあるため、赤ちゃんはニコニコと食べてくれる食材です。

我が子も桃が大好きです。食事と一緒に与えると、桃ばかりを欲しがってしまうので、3時のおやつとして、果物をあげています。

つい、パクパクと口を開くので、桃をたくさん食べさせてしまったときに、少しお腹がゆるくなってしまいました

何か体調が悪くなったのかなと心配して、病院を受診しましたが、お医者さんに「フルーツは、お腹に負担がかかることもあるので、適度にしてください。」と注意されてしまいました。

桃には、アレルギー反応をおこしてしまうこともあるため、はじめて桃をあげたあとはしっかりと観察してあげましょう。

桃アレルギーの中には、桃を食べた後、激しく運動をしたことによって、時間がたってから症状がでるという方もいるので、時間が経ってからも赤ちゃんの様子に変化がないかの確認も大切です。

未来に色々な食材を元気に食べてもらえるように、お世話をするパパやママは大変ですが、離乳食、楽しんで頑張っていきましょう。