ハンガーを頭にかぶると、どうしてか頭が自然に回ってしまいますよね。
私もテレビで紹介されていたときに針金ハンガーを探してかぶったところ、簡単に回ってしまいました。回らないように意識すれば、こらえることはできますが、力を抜くと自然と回ってしまいます。
面白いなと思って、ハンガーで頭が回る理由について調べてみました。
ここでは、ハンガーをかぶると頭が回る理由やハンガーをかぶった健康法について紹介していきます。
目次
ハンガーをかぶって頭を回す方法
ハンガーをかぶると頭が回ってしまう理由を説明する前に、ハンガーをかぶって頭を回す方法について、簡単におさらいしてみましょう。
映像で見ていない方は、ハンガーをかぶって頭が回るなんて聞いても、全くわかりませんよね。
やり方は簡単です
- 針金ハンガーを準備(ない方はプラスチックのものでもいいですが、少し痛いです)
- ハンガーを物干し竿にかける部分が顔の横にくるように、ハンガーの△の部分に頭をはめ込む
- 力を抜いて、自然体になる
です。
文章で理解するのは、ちょっと難しいという方もいらっしゃると、分かりやすい動画も併せてご紹介しますね。
https://youtu.be/bh3MVP1O4jo
たったこれだけで、自然と頭が一定方向に回ります!
人によっては、1つのハンガーだけでは回らないという方もいらっしゃるようです。複数のハンガーを頭にかぶるというチャレンジをされる方もいるようなので、回らないという方は試してみるのも面白いと思います。
ただし、無理は禁物!特にプラスチック製の硬いハンガーをかぶっていると頭が痛くなってしまいますし、跡も付くので、気を付けてくださいね(^_^;)
ハンガーで頭が回る理由
では、ハンガーを頭にかぶると自然と頭が回ってしまう理由はなんでしょうか?
頭がまわってしまう理由は、
- 額のハンガーがあたる部分が押される
- 首の筋肉が自然に収縮
- 一定方向に頭(首)が回る
という仕組みが最も有力とされています。
なぜ、ハンガーの当たる部分が押されて、筋肉が収縮するのかという仕組みはまだ明らかになっていません。
また、ハンガーで頭が一定方向に回る理由は体の反射行動の一つともいわれています。
反射行動とは、熱い鍋に触れると、熱っ!と言いながら、手を放しますよね。これも外部の危険なものから身を守るための反射の一つです。
ちなみに、私の場合は、ハンガーを一つかぶったくらいでは特に痛いなとは思いませんが、頭が回ってしまいました。人の体には、まだまだたくさん解明されていない反射などがあるなんて不思議で面白いですよね!
さて、ここまで、ハンガーを頭にかぶると回る理由とかぶり方について説明してきました。
ハンガーを頭にかぶって回るのは単なる不思議現象と思っている方も多いでしょう。しかし、最近では、ハンガーを頭にかぶって肩こりを解消するという健康法もあるようです。
私は、普段から姿勢が悪いのと、重度の肩こり持ちです。肩こり解消方法を調べていて、ハンガーをかぶる方法を知りました。
現在、寝る前にハンガーを頭にかぶるのを試しています。段々と肩の重さが取れたように感じているので、次の項で詳しく説明していきますね。
ハンガーで頭を回して肩こり解消
ハンガーを頭にかぶって肩こりを解消する方法について説明していきます。
ここでは、
- 肩こりの原因は脳の勘違い!?
- ハンガーをかぶって肩こりが解消する仕組み
- 肩こりを解消するハンガーのかぶり方
の3つについてそれぞれ詳しく説明していきます。
肩こりの原因は脳の勘違い!?
肩こりの原因は様々ですが、「首から背中にかけてある筋肉」や「頭から鎖骨にかけてある筋肉」の2つが硬くなることで、肩こりが発生するといわれています。
この筋肉が硬くなる原因には、脳から出るドーパミンがあげられます。ドーパミンが筋肉に刺激を与えると、筋肉は緊張して硬くなります。
通常ドーパミンは、筋肉を動かそうと思ったときに出てくるのですが、脳が勘違いをすると、筋肉を動かさないときにも、ドーパミンが出続けてしまうことで、筋肉が硬くなるという悪循環になるのです。
脳が勘違いをする原因には、「一定方向の筋肉だけを長時間使用すること」があります。
具体的には、「決まった側で鞄を持つ」などの人の癖が原因です。鞄を持つのを中止したのに、脳が勘違いしていると、まだ鞄を持っているという指令を出してしまい、ドーパミンが出続けて筋肉が硬くなってしまうのです。
ハンガーをかぶって肩こりが解消する仕組み
ハンガーを頭にかぶると一定方向に頭が回ります。この頭が回ったときに、頭から鎖骨にかけてある筋肉がストレッチされたような状態になります。
また、本人が動かそうと思って動かしているわけではないため、ドーパミンの影響は少なく、筋肉が緩む状態になります。頭から鎖骨にかけての筋肉の緊張がとけることで、もう一つの首から背中にかけての筋肉も緩むという連鎖反応が発生します。
その結果、肩こり解消につながるという仕組みです。
肩こりを解消するハンガーのかぶり方
ハンガーをかぶると肩こり解消につながることを説明してきました。
最後に肩こりをより解消しやすくするためのハンガーのかぶり方について説明していきます。
【肩こり対策のためのハンガーのかぶり方】
- 針金ハンガーを準備
- 物干し竿にかける部分を上にして、△のかける部分の下側を中央におる
- 中央に折られた部分が頭のこめかみにくるようにハンガーをかぶる
- 力を抜いて、目を閉じて、リラックスしながら10分そのまま
※△をつぶすように折り曲げます。
これを1日2回程度行うと良いそうです。
目を閉じるのは、目を開けていると無意識に正面を見ようと人はしてしまうそうです。そうすると、筋肉を動かそうとしてしまいますので、目は閉じて行うことがよいとされています。
肩こりに悩む方は、まずは寝る前の10分程度、お試ししてみるのもよいと思います。
まとめ
ここでは、ハンガーを頭にかぶると回る理由について説明してきました。
ハンガーをかぶって頭が回る理由は、
- 額のハンガーがあたる部分が押される
- 首の筋肉が自然に収縮
- 一定方向に頭(首)が回る
という仕組みです。
しかし、どうして、筋肉が収縮するのかは、また明らかにはなっていないようです。
ハンガーを頭にかぶる方法は、テレビで紹介されていて、私達夫婦も子供のときに戻ったように、楽しんでかぶってみました。不思議だ!と思いながら、何度も繰り返し楽しんでいました。
そして、よく調べてみたら、肩こり解消にも役立つこともわかり、私は、早速寝る前に10分程度、試しています。
ハンガーを頭にかぶる格好は、いつ見ても笑ってしまいます。かぶるようになって数日後、肩が軽いような気持ちと寝つきがよくなったように感じています。
これが、ハンガーを頭にかぶって、筋肉が刺激されているのか、面白くて、笑ってしまうのか、どちらの効果なのかはわかりません。でも楽しんで、肩こりが解消されるならば、続けてみてもいいのかなと思います。
皆様もぜひ、童心に戻ってハンガーを頭にかぶってみませんか?