スーパーでお買い物をするときに、肉や魚などの生鮮食品コーナーって、利用しますよね。生鮮食品はできるだけ新鮮なものを選びたいと思いませんか?
でも、肉も魚も色々な種類のものがあるし、切り身だったり、売られている形も様々で、どうやって新鮮なものかの判断しにくいですよね。
私はずぼらなので、これまでは、加熱調理するから大丈夫でしょ!という考えで、生鮮食品の鮮度を意識したことがありませんでした。しかし、子供を出産し、赤ちゃんの離乳食を作るとなると、やはり食材の産地や鮮度が気になるようになります。
かといって、肉や魚の種類ごとの鮮度の見分け方をマスターするほど、頑張れないなぁと思い、もっと大きな枠、新鮮な肉や魚などの選び方として、色々と勉強してみました。
ここでは、私が勉強した生鮮食品の選び方について、詳しくお伝えしていきます。
目次
生鮮食品の選び方~肉編~
生鮮食品の選び方では、肉と魚に分けて、それぞれ説明していきます。
最初に、肉の選び方について説明します。
肉といっても、牛肉、豚肉、鶏肉など、色々な種類がありますよね。肉は細切れやしゃぶしゃぶ用、ステーキ用、ミンチなど、切り出されて販売されていることがほとんどです。
切り出されて販売されているものは、少しパックを傾けてみましょう。傾けたときに、パック内に液体がたくさん見られたら、それは新鮮なものではありません。
肉や魚は、切り出して加工したものは、時間経過とともに、水分が出てしまい、トレー内に溜まってしまうのです。もちろん、トレー内には、吸水用のシートが引かれていますが、それでも吸水できないほど、液体が出ているということは、それだけ時間が経過したもの、鮮度が落ちた物ということになるので注意しましょう。
さらに、牛肉、豚肉、鶏肉の3種類の選び方と、私の購入して失敗だった体験談についてそれぞれ詳しく説明していきます。
牛肉の選び方
新鮮な牛肉の選び方は、次の3つがポイントです。
- 身が綺麗な赤~ピンク色をしている
- 赤身と脂身の境目がはっきりしている
- 脂身は白くつやがある
スーパーなどで売られている肉は、基本的に色が鮮やかなものを選びましょう。また脂身につやがあるものがより新鮮です。
豚肉の選び方
新鮮な豚肉の選び方は、次の3つがポイントです。
- 身が綺麗なピンク色をしている
- 身がみずみずしい状態である
- 赤身と脂身の境目がはっきりしている
豚肉も牛肉と同じように、身の色が鮮やかなものを選びましょう。また、新鮮な豚肉は、身がみずみずしくプリッとしたつやがあります。豚肉を選ぶ際は、みずみずしさを見るのも大切なポイントです。
鶏肉の選び方
新鮮な鶏肉の選び方は、次の3つがポイントです。
- 身が透明に近い綺麗なピンク色である
- 身がみずみずしくはりがある
- 鶏の毛穴が高く盛り上がっている
鶏肉はとっても新鮮なものは、身が透明に近いピンク色といわれています。そのため、鶏肉のピンク色がくすんできているものは、鮮度の落ちた物となります。
また、鶏肉は皮の部分に毛穴がありますが、これが高く盛り上がっているものほど、新鮮といわれています。一般的にスーパーでは、皮の部分は下にされてしまってみることができないことが多いと思いますが、皮部分がみられる商品があれば、ぜひ皮をチェックしてくださいね。
私の失敗談
牛肉、豚肉、鶏肉の3種類の肉の選び方について詳しく説明してきました。
私の失敗談は、肉のお徳用パックを購入した際の出来事です。
お買い得用パックは、時間の経過した肉が詰め合わせになっている場合もあるため、すぐに食べないのであれば、購入は控えた方がよいかと思います。
私の失敗談ですが、お買い得パックを買ってきて、自宅に帰ってすぐにパックを開けたら、パックの表面の肉は鮮やかな色でしたが、肉が重なっている場所やパックの下にある肉は、茶色く変色しているものがありました。
お買い得パックの脂身部分をよく見たら、つやもなくくたびれている状態が多く、結局、ほとんどが悪くなっている肉という結果でした。
お買い得パックを購入するときは、鮮やかな色に加えて、脂身部分や皮部分をしっかりと確認することをおすすめします。
新鮮な肉の選び方がわかったら、魚も新鮮なものを選びたいですよね。そこで、次の項では、生鮮食品の魚の選び方について、詳しく説明していきます。
生鮮食品の選び方~魚編~
ここでは、生鮮食品の魚の選び方について、詳しく説明していきます。
魚は色々な種類がありますよね。ここでは、魚の種類ごとの選ぶポイントではなく、売られている形式が、まるごと一匹、切り身、冊について詳しく紹介していきます。
まるごと一匹
新鮮なまるごと一匹の魚の選び方は、次の3つがポイントです。
- 目がキラキラしていて、澄んでいる
- 身に張りがあるもの
- 全体的に鮮やかなもの
まるごと一匹の魚は、目を中心によく観察しましょう。新鮮な魚の目はキラキラして澄んでいますが、鮮度が落ちてくると、目が充血したり、濁ってきます。
これは、どの魚にも共通しているポイントですので、魚の鮮度をみるときは目をみてくださいね。
切り身
新鮮な切り身の魚の選び方は、次の3つがポイントです。
- 身につやや弾力がある
- パック内の液体が少ない
- 血合いの部分が鮮やかなもの
切り身の魚は、パック内の液体が少ないものほど新鮮です。また、切り身は血合いを確認することができます。
血合いは、魚の背と腹の間にあります。新鮮なものは、血合いも鮮やかな色ですが、鮮度が落ちてくると血合いが黒くなってくるため、切り身は血合いの部分をみることもポイントです。
冊
新鮮な刺身などの冊の選び方は、次の4つがポイントです。
- 身が鮮やかな色である
- パック内の液体が少ない
- 凍っているものを選ぶ
- 冊のすじが水平になっているものを選ぶ
刺身などは、鮮度がとっても大切です。とても痛みやすい食材なので、必ず新鮮なものを選びましょう。
刺身などを冊で購入するときは、凍ったものを選ぶのがおすすめです。刺身は一度冷凍して、解凍しながら販売されていることがあります。この解凍している段階で、刺身から液体が出てしまいます。この液体には、刺身の旨味がつまっているため、それが流れ出てしまうと、美味しくなくなってしまいます。
凍っていれば、旨味が流れ出ることはないので、できるだけ凍っているものを選びましょう。
また、冊のすじはできるだけ水平になっているものを選びましょう。これは切り分けたときにすじが縦になると食感もよいためです。すじが横になってしまうと、口の中で髪切りにくい状態になるので注意してくださいね。
まとめ
ここでは、生鮮食品の肉や魚の鮮度の良いものの選び方について紹介してきました。
肉の場合は、次の3つに注意しましょう。
- 身の色が赤やピンク、透明など鮮やかなもの
- パック内に液体がない
- 脂身にもつやがあるもの
おおよそ、この3つのポイントを押さえていれば、牛肉、豚肉、鶏肉も新鮮なものを選ぶことができます。
魚の場合は、次の2つに注意しましょう。
- 身の色が鮮やかなもの
- パック内に液体がない
この2つのポイントは、まるごと一匹でも切り身、冊でも共通しています。
生鮮食品は、基本的に買いだめできないものと考えましょう。どうしても使い切れない量の場合は、しっかりとラップに包むなどして、冷凍し、できるだけ早めに調理するようにしてくださいね。
また、生鮮食品は、スーパーで購入してから、自宅に戻るまでの時間でも鮮度が低下して、食材が悪くなってしまうこともあるため、生鮮食品を購入したときは、保冷材を利用するなど低温で、速やかに冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。
紹介したポイントに注意して、新鮮な生鮮食品を選んでくださいね。