人参を調理するときに、皮むきからする人は、多いですよね。

人参の栄養は、皮のすぐ下の部分に一番栄養があります。皮をむいてしまったら、大切な栄養素を逃してしまいます

緑黄色野菜で色々なレシピに彩を添えてくれる人参。せっかく食べるならば、人参の栄養素を効率的に食べたいですよね。私もこれまで、人参は皮むきから始めて調理していましたが、実は凄くもったいないことをしていました!

ここでは、人参を皮ごと食べるメリットや皮ごと調理する際の注意点などについて紹介していきます。

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人参を皮ごと食べるメリット

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人参の皮には、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンCミネラル(カリウムなど)など様々な栄養素が含まれています。

特に、βカロテンは、免疫力を高める効果や血圧を低下させる効果があるといわれています。皮をむいてしまうと、これらの栄養素が凝縮した部分を取り除いてしまうことになります。

また、人参だけでなく、植物の多くには、皮の部分にポリフェノールが多く含まれています。このポリフェノールについて、さらに詳しく説明していきます。

植物の皮にはポリフェノールがたくさん!

植物の皮にはポリフェノールがたくさん含まれています。

植物は外部からの刺激や紫外線から身をまもるために、皮の部分にポリフェノールを作り出して、壁の役割をさせています。そして、ポリフェノールは植物の渋みや酸味などの味の元です。

ポリフェノールのすごいところは、強力な抗酸化作用にあります。人はストレスや疲労によって、体の中に活性酸素が作られます。この活性酸素は、体を老化させたり、病気になったりする原因ですが、ポリフェノールの抗酸化作用はこの活性酸素を抑制させる働きがあります。

つまり、人参などを皮ごと食べることは、このポリフェノールがぎゅっと集まった部分を食べていることになるのです。だから、人参の皮は捨てるのがとてももったいないんですよ!


というわけで、ここまでは、人参を皮ごと食べるメリットについて説明してきました。

しかし、皮ごと食べる際に、いくつか注意しなければならないことがありますので、次の項で説明していきます。

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人参を皮ごと食べるときの注意点

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人参を皮ごと食べるときの注意点は、やはり、よく洗うことです。

なぜ、よく洗わなければならないかというと、

  • 土壌菌の存在
  • 農薬の存在

があげられます。次から詳しく説明していきます。

土壌菌の存在

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人参は根菜です。土の中で大きくなり、その根っこの部分を食べています。

根菜には、土が付着してきます。この土には注意が必要です。土の中に含まれる菌(土壌菌)には、加熱処理しても死滅しないものが存在します

例えばウェルシュ菌は、最もポピュラーな食中毒菌で、土の中に広く存在しています。このウェルシュ菌は比較的、熱に強いのです。

人参にもウェルシュ菌が付着しています。十分な時間加熱すればウェルシュ菌は死滅しますが、安心はできません。そのため、人参を皮ごと用いる際には、十分によく洗い、土を落としてから調理しましょう。

農薬の存在

人参に限らずですが、野菜を栽培する段階では農薬が使われています。スーパーの店頭に並ぶ際には、十分に農薬を洗い落してから出荷されていますが、完全にゼロにはなりません。

出荷される野菜についている農薬は、摂取しても健康被害のない量を国が定めています。でも、「摂取しても大丈夫です」と言われても、気になりますよね。

少しでも減らすためにも、十分に水で洗うこと、食器用洗剤の中には、野菜を洗うことのできる洗剤もありますので、それを使うのもよいでしょう。特に、洗剤の中には、洗剤成分も植物から作られているなどのものもあるので、探してみてもよいと思います。

我が家では、子供の離乳食初期の野菜調理の時は、野菜も洗剤で洗い、十分にすすいで洗剤を落とした状態から調理するようにしていました。


さて、ここまで、人参の皮を食べるメリットや食べる際の注意点について説明してきました。

人参は3本くらい袋に入ってスーパーで売られていますよね。私は、そのまま冷蔵庫の野菜室に入れて、数日しかたっていないのに、萎びていたという経験がありました。まだ、袋も開けていないのに、どうしてだろうと思っていましたが、この保存方法は人参にとって良くなかったのです。

そこで、できるだけ人参の鮮度を保つ方法を詳しく説明していきます。

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人参を長持ちさせるコツ

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人参を長持ちさせるコツについて紹介していきます。

長持ちさせるコツは

  • スーパーの袋から出して、1本ずつ新聞でくるむ。
  • 泥付きの場合は、そのまま保存

です。

人参など植物は、呼吸をしています。そのため、スーパーの袋では、湿気が中にこもりがちになってしまうのです。

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特に人参は、湿気にとっても弱い植物です。そのため、まず、スーパーの袋ごと人参を野菜室にいれるのはやめましょう。新聞紙にくるむと、新聞紙が湿気を吸い取ってくれる上に、人参からの水分の蒸発も防いでくれます

また、野菜は育った環境に近い状態で保存してあげると長持ちします。そのため、土がついた状態のままにしたり縦にして保存するなどの方法でも人参の鮮度を保つことができます。

私も新聞紙でくるむという保存方法を試してみてビックリ!時間がたつと萎びてきてしまう人参が、ピンっと皮がはった状態で、数週間保存できました。

泥がついていても新聞紙でガードしてくれるので、冷蔵庫内も汚れないし、その他の野菜へのにおい移りも防いでくれます。

ただ、少し、野菜室の中が新聞紙のにおいがしてしまいますので、よりよい方法としては、キッチンペーパーで包む方がBESTかなと思います。(我が家はコストの関係上、新聞紙を利用しています)

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まとめ

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人参を皮ごと食べるメリットについて紹介してきました。

人参の皮には、

  • βカロテン(ビタミンA)
  • ビタミンC
  • ミネラル(カリウムなど)
  • ポリフェノール

など様々な栄養素が一番含まれています。

これを捨ててしまうのはもったいないので、皮をよく洗って、皮ごと調理してしまいましょう。皮ごと調理すると、少し人参の皮の硬い食感が残ります。

気になる人は、皮だけを集めて、きんぴらやお味噌汁の具として用いると、シャキシャキとした歯ごたえがあってGOOD

一方で、人参の皮を使うことに抵抗がある人は無理に食べる必要はありません。我が家も子供の離乳食に人参をあげているのですが、皮をむいて調理しています。

皮の部分はパパとママが食べていますが、赤ちゃんには硬い皮の部分は離乳食の加工も大変になるので、避けています。

色々な食生活に合わせて、人参の栄養素を効率よく食べる工夫をしていきましょう。