口の中に違和感があるなぁと思って過ごしていると、いつのまにかピリピリと痛む口内炎ができてしまった。なんてことありますよね。

我が家の主人は、ストレスや疲労がたまると必ず口内炎ができるタイプです。主人の場合は、小さいのがプツプツと同じ個所にできて、一つ一つが徐々に大きくなり最後は一つに融合して、びっくりするくらいの大きさにまで進化します。

仕事をしているので、ストレスや疲労とゼロにするのは難しいので、家族として私は、口内炎を予防するために食事でサポートするようにしています。

そこで、今回は、口内炎を予防する食材や食事などを紹介していきます。

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目次

口内炎に効果がある栄養素

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最初に口内炎に効果のある栄養素から見ていきましょう。

口内炎に効果がある栄養素は次の4つです。

  • ビタミンA
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンC


ビタミン類は一定以上の量を体に貯蔵しておくことができません。そのため、普段から食事から摂取してすることが必要です。

それぞれを詳しく説明していきます。

ビタミンA

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ビタミンAは、主に体の中の目の情報伝達に関わったり、口や鼻などの粘膜に作用してばい菌から体を守る効果があるといわれています。

ビタミンAは緑黄色野菜などには、βカロテンとして含まれており、体の中でビタミンAに変化して、ビタミンAの働きを示します。

ビタミンB2

ビタミンB2は、主に体の中の粘膜や皮膚の代謝を助け、細胞を再生する働きがあります。また、炎症を和らげ、痛みを緩和する効果があるといわれています。

口内炎は口の中の粘膜などにできるため、ビタミンB2の粘膜などの代謝を助ける効果や、痛みを緩和する効果が口内炎を早く治す効果があります。

ビタミンB6

ビタミンB6は、食事から取り込んだ、たんぱく質を代謝してエネルギーにしたり、筋肉や血液を作るのに必要なビタミンです。

また、皮膚や粘膜の健康維持にも関与しています。さらに、脳内のセロトニン量を増やして、精神状態を安定させる効果があるといわれています。

ビタミンC

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ビタミンCは、体の中のコラーゲンというたんぱく質を作るのに役立っています。

また、体にストレスなどの負荷がかかると体内に活性酸素ができてしまいます。ビタミンCには、この活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

このことから、ストレスなどへの抵抗力が高くなることから、口内炎の予防にも効果があるとされています。

まずは口内炎に効果がある栄養素をみてきました。次は実際に食事から口内炎を予防する方法を見ていきましょう。

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口内炎を予防する~食事編~

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口内炎が出来ている個所に、食べ物が当たって刺激を与えてしまうと、悪化してしまうことがあります。そのため、口内炎部分をできるだけ刺激しないようにすることがポイントです。

口内炎ができているときの食事で気を付けることは、次の4つです。

  • 常温で食べる
  • 香辛料は使わない
  • 味付けは薄めにする
  • 小さく切り、柔らかくする


食事は、熱すぎても、冷たすぎても刺激になります。また、辛い、濃いなどの味付けも粘膜に刺激を与えてしまいます

口内炎が出来ていると、咀嚼が十分できない場合もあるため、食材は細かく、柔らかく加工することがおすすめです。これらの条件を満たす方法としては、お味噌汁スープがあります。

我が家は、通常の味付けのスープを作って、主人のものは、お湯を足して味の濃さを調整しています。お鍋で時間をかけて野菜をコトコトすれば、簡単にスプーンでもつぶれるくらいになるので、楽チンです。

ここまでは、口内炎を予防する食事について紹介してきました。口内炎のときの食事は、できるだけ刺激が少ないものを選ぶことが大切です。栄養素や食事については説明しましたが、口内炎に効果がある食材を使えば効果もアップします。

次の項では、口内炎を予防する食材について詳しく説明していきます。

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口内炎を予防する~食材編~

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口内炎を予防・改善する効果のある食べ物には、次のようなものがあります。

  • 緑黄色野菜:豊富なβカロテン(ビタミンA)、ビタミンC
  • 大根:消炎効果
  • ほうれん草:βカロテン、ビタミンB
  • 蜂蜜:抗菌・消毒作用
  • わかめ:ビタミンB2が豊富
  • ひじき:ビタミンB2が豊富
  • 納豆:ビタミンB2が豊富、ビタミンB6
  • 牛乳:ビタミンB2が豊富


これらの食材を上手に組み合わせて、食事に取り入れましょう。

ビタミンA、B2、B6、Cについては、既に説明したので、ここでは、大根と蜂蜜について説明していきます。

大根

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大根は、大根おろしを作った際のおろし汁に、イソチオシアネートという酵素が含まれます。

この酵素には殺菌作用があるといわれており、口の中のばい菌をやっつける効果があります。その結果、口内炎を予防、早く治す効果があるといわれています。

蜂蜜

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蜂蜜にも、殺菌効果があるといわれています。

口内炎部分に蜂蜜を塗ると、蜂蜜の殺菌効果で口内炎を早く治すことができます

主人がイチオシなのは、この蜂蜜を塗ることです。できたばかりの口内炎の部分にサッと蜂蜜を塗ると、夜の寝ている間に治ってしまうこともあるくらい効果があります。でも、蜂蜜は酸性の食べ物なので、塗ったときに痛みを伴うこともあります。

塗った直後に痛みはありますが、徐々に和らぐので、チャレンジしてみてください。

口内炎への蜂蜜の効果については、こちらの記事でで詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください!
口内炎にはちみつを塗ると痛い!はちみつの塗り方のコツとは?

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まとめ

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ここでは、口内炎を予防する栄養素や食事について紹介してきました。口内炎を予防するためには、普段から栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。

特に口内炎の治療や予防に効果のある栄養素は、この4つです。

  • ビタミンA
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンC


これらを含む食材には、緑黄色野菜大根納豆などがあります。普段の食事に、1日1つは取り入れてみましょう。

また、これらの食材を食事に取り入れる際には次の事に注意が必要です。

  • 常温で食べる
  • 香辛料は使わない
  • 味付けは薄めにする
  • 小さく切り、柔らかくする


口内炎の炎症が起きている部分をできるだけ刺激しないことが、早く治し、悪化させないことになります。

また、口内炎は、ストレスだけでなく、口の中に傷がつくことでもできてしまうため、過度な刺激物は、口内炎ができるきっかけとなってしまうので注意が必要です。

我が家の主人は、辛いもの大好き、濃い味大好きなので、中々、食事で気を付けることは大変ですが、口内炎ができた直後に蜂蜜を塗るなどして、できるだけ悪化させないように、納豆などを取り入れて、栄養バランスをとるようにしています。

繰り返してしまう口内炎をお持ちの方、ぜひ、食事から改善してみましょう。