みかんオレンジって、普段何となく、使い分けていませんか?

私は、皮が簡単にむけて、袋ごと食べるのが”みかん”、”オレンジ”は、皮が硬く厚くてむきにくいものというイメージでした。また、何となく、オレンジは外国のみかんという印象がありました。

正直、明確な違いは分からず、スーパーの値札に、みかんならみかん、オレンジならオレンジという程度に使い分けていました。

そこで、みかんとオレンジは、どんな違いがあるのかを調べてみました。詳しく紹介していきますね。

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みかんとオレンジの違い!

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最初に、みかんとオレンジの違いについて学びましょう。

みかんもオレンジも、同じ先祖から枝分かれして、今の形状になったといわれています。

みかんやオレンジは、もともと、インドにあったものが原種といわれています。この原種が、ヨーロッパやアメリカにわたり、”オレンジ”となり、中国や日本などのアジアにわたったものが”みかん”となったといわれています。

私達が普段みかんとしているのは、温州みかんと呼ばれています。一方、オレンジとしては、バレンシアオレンジが主流といわれています。

みかんとオレンジの主な特徴をあげてみます。

【みかんの特徴】

  • 皮が薄い
  • むきやすい
  • 味はオレンジよりも薄い
  • 酸味がある
  • 種が無い
  • そのまま食べることが多い

【オレンジの特徴】

  • 皮が厚い
  • 包丁などが必要なこともあるくらいむきにくい
  • 味がみかんよりも濃い
  • 酸味がみかんよりも少ない
  • 種がある
  • そのまま食べることもあるが、ジャムなどの加工品にも使われる


大きな違いとしては、皮の厚さや種の有無、食べ方があります。

ヨーロッパやアメリカなどの地域は、比較的乾燥している地域のため、オレンジは、皮などを厚くして、水分が逃げないような形状になります。そのため、アジア圏の湿度が高い地域で生育するみかんと皮の違いが生まれるといわれています。

また、みかんには種がないものがあるのは、みかんは花粉が受粉しなくても果実が成長するという性質があるためといわれています。

通常、植物が果実を育てるためには、めしべに花粉が受粉して大きくなることが必要で、受粉した部分が種として、果実の中に残ることになります。

みかんは、受粉がいらないものもあるため、種がないということになります。

みかんとオレンジの食べ方については、みかんはそのまま皮をむいてパクパクと食べますが、オレンジは、オレンジピールなんて、皮をお料理やお菓子に使ったりすることもありますね。

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さて、ここまでは、みかんとオレンジの違いについて、説明してきました。

みかんとオレンジは、もともと同じ先祖から、成長する環境の違いにより、異なる品種として存在することがわかりました。

みかんもオレンジも、どっちも美味しいですよね。私は、簡単にむいて食べることができるみかん派ですが、主人は甘いのが好きなので、オレンジ派です。

好みが分かれているので、両方をスーパーで購入しています。

どうせ、みかんやオレンジを購入するなら、美味しいものを選びたいですよね。

次の項では、美味しいみかんやオレンジの選び方を詳しく説明していきます。

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美味しいみかんやオレンジを選ぼう

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美味しいみかんやオレンジの選び方を、それぞれ説明していきます。

【美味しいみかんの選び方】

  • 皮に張りとつやがある
  • へたの部分が小さい
  • 重たいもの
  • 果実が小さめのものの方が糖度が高い


みかんは、小ぶりで、重たいものが美味しいポイントです。

また、みかんの皮がふかふかしているもの、見たことありませんか?

これは、浮き皮と呼ばれています。11月から12月の寒い季節に、雨がたくさんふってしまうと、外側の皮だけが成長してしまい、果肉部分が皮から離れてしまったことが原因です。

浮き皮となったみかんは、味が薄くなったり、腐りやすいという特徴があるので、美味しいみかんを選ぶときには、浮き皮ではないものを選んでくださいね。

【美味しいオレンジの選び方】

  • 皮に張りとつやがある
  • 鮮やかな色
  • 形が整っているもの


オレンジは、形が整っているものを選びましょう。

オレンジは、艶出しなどのワックスが塗られていて、つやや色などは、わかりにくいですよね。そのため、触ってみて、でこぼこしていないや、形が整っているなどを中心に選びます。

選んでいる際も、艶出しワックスなどが手に付着するので、赤ちゃんなどのお世話をするときには、しっかりと手洗いをしてくださいね。

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また、自宅でレモンやオレンジの皮を使う場合は、良く洗ってワックスなどを落としてから使いましょう。我が家は、重曹を使って洗っています。

重曹を使った洗い方のポイントは、2つです。

  • スポンジで粉の重曹をオレンジの皮全体にこすりつける
  • オレンジが十分に浮くくらいの水を入れて、3分ほど、つけ置き


これは、野菜などの農薬を落とすときにも使える洗浄方法です。重曹も食用のものがあるので、それを使うのもおすすめですよ。

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まとめ

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ここでは、みかんとオレンジの違いについて説明してきました。

【みかんの特徴】

  • 皮が薄い
  • むきやすい
  • 味はオレンジよりも薄い
  • 酸味がある
  • 種が無い
  • そのまま食べることが多い

【オレンジの特徴】

  • 皮が厚い
  • 包丁などが必要なこともあるくらいむきにくい
  • 味がみかんよりも濃い
  • 酸味がみかんよりも少ない
  • 種がある
  • そのまま食べることもあるが、ジャムなどの加工品にも使われる


みかんとオレンジの特徴には、皮の厚さや、種の有無、食べ方に違いがあります。

みかんもオレンジも、もともとの先祖は同じで、生育環境が、異なる成長をさせたとされています。

面白いですよね。日本人とヨーロッパの人は、瞳の色や髪の毛の色、体格なども異なりますが、同じ人間というのが、みかんとオレンジにも当てはまるってことですよね。

また、みかんやオレンジの美味しいものの選び方も紹介しました。

【美味しいみかんの選び方】

  • 皮に張りとつやがある
  • へたの部分が小さい
  • 重たいもの
  • 果実が小さめのものの方が糖度が高い

【美味しいオレンジの選び方】

  • 皮に張りとつやがある
  • 鮮やかな色
  • 形が整っているもの

これらのポイントをしっかりとみて、美味しいみかんやオレンジを選びましょう。

みかんよりも整っているイメージのオレンジですが、実は、でこぼこしたものもありましたので、より形が整ったのを選んでくださいね。

種類にもよりますが、みかんは9月から12月くらいまでが旬で、オレンジは、6月くらいから11月頃までが旬とされています。

旬の時期ほど、甘味が強く美味しいですので、ぜひ、食べてみてください。