突然ですが、みかん好きですか?私は大好きで、あればあるだけ食べたくなって、手がみかん色になっちゃうこともあります!!
夏は、ちょっとお値段が高いみかんですが、冷凍庫に入れて凍らせて冷凍みかん、冷たくって、美味しいですよね。冬は冬で、お値段もお手頃価格で、みかんがゲットで、我が家は、箱買いして、こたつとみかんをしています。
そんなみかんには、どんな効果効能があるのか知っていますか?
私の場合、みかんはフルーツだから、ビタミンCなどが入っていて、体にはいいかなくらいのイメージでした。(私の場合、フルーツならビタミンCみたいな感覚です)
たくさん食べている割に、みかんの効果効能について知らなかったので、調べてみました。
ここでは、みかんの健康パワーについて効果効能を中心に説明していきます。
目次
みかんの効果効能!
最初に、みかんの効果効能を学びましょう。
みかんに含まれている栄養素は、主に4つです。標準の大きさのみかんに含まれる栄養素の量についても記載しました。
- ビタミンC:24.8mg
- クエン酸:1g
- βクリプトキサンチン:69μg(ビタミンAとして)
- ペクチン:0.3g(食物繊維として)
それぞれの栄養素について効果効能を詳しく説明していきます。
ビタミンC
みかんには、ビタミンCがたくさん含まれています。標準サイズのみかんを1日3個も食べれば、1日に必要なビタミンCの量を簡単に摂取することができます。
ビタミンCの効果効能は、何と言っても”抗酸化作用“です。
人の体にストレスがかかったり、疲労が蓄積すると、体の中に活性酸素という、細胞にダメージを与えたり、老化させる物質が作られてしまいます。
ビタミンCは抗酸化作用で、活性酸素を除去して、体が老化するのを防いでくれます。
クエン酸
みかんのクエン酸は、レモンの4分の1程度含まれています。
クエン酸は、疲労回復効果があるといわれています。
クエン酸は、細胞をもとに戻す、修復作業をするときに、体の中で使われ、細胞を元気にしてくれます。また、クエン酸は、筋肉を動かしたりして、痛くなったときにできる、乳酸を、体の外に排泄する作用もあります。
βクリプトキサンチン
βクリプトキサンチンは、ビタミンAの中に含まれる、カロテンなどと同じ種類のものです。
みかんの鮮やかなオレンジ色は、βクリプトキサンチンによるものです。
βクリプトキサンチンには、4つの効果があるといわれています。
- 骨粗鬆症の予防
- 免疫力を高める
- 代謝性疾患の進行抑制
- 美肌
それぞれについて詳しく説明していきます。
骨粗鬆症の予防
βクリプトキサンチンには、骨粗鬆症を予防する効果があるといわれています。
人の体の中で、骨は、常に、壊す⇒作るのサイクルがあります。骨粗鬆症の方は、このサイクルのバランスが取れなくなってしまい、骨がスカスカになってしまい、骨折などが起こりやすくなってしまう状態です。
βクリプトキサンチンは、骨を壊す作用を抑え、作る作用を促進する効果があるとされています。
免疫力を高める
βクリプトキサンチンを食べると、体の中の免疫力が高まったという報告がされています。
また、βクリプトキサンチンは、βカロテンと同じように、発がん性物質から体を守る効果もあるといわれています。この効果は、βカロテンの5倍とされています。
代謝性疾患の進行抑制
βクリプトキサンチンには、糖尿病や肝疾患などの代謝性疾患の予防に効果があるといわれています。
βクリプトキサンチンは、みかんの袋にたくさん含まれていると言われていますので、ぜひそのまま食べるようにしてみてください。
美肌
βクリプトキサンチンには、人の体の中でも皮膚に多くあるといわれています。
βクリプトキサンチンは、ヒアルロン酸を作る作用を促進したり、皮膚の水分保持を活発にする効果があります。
その結果、肌のはりや柔らかさが改善するとされています。
ペクチン
みかんには、水溶性食物繊維の一つである、ペクチンという食物繊維が含まれています。
ペクチンは、腸の中の善玉菌を増やして腸内環境を改善し、便秘を解消してくれます。
ペクチンもみかんの袋に多く含まれていますので、袋ごと食べましょう。
ここまでは、みかんの効果効能について説明してきました。
みかんには、嬉しい効果がたくさん含まれているし、美味しい!!ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
でも、食べ過ぎると、お腹がゆるくなったりすることってないですか?
食べ過ぎなのかなと思って、みかんって、1日に何個まで食べていいのか調べてみました。
次の項で、詳しく説明していきます。
みかんは1日どのくらい食べていいの?
みかんは1個で、1日の必要な栄養素を摂取できるといわれています。たくさん食べても1日2個程度までを守って食べるようにしましょう。
この理由は、みかんを食べ過ぎてしまうと、3つの困った効果があるからです。
- 体を冷やす
- 糖分の取り過ぎ
- 下痢になる
みかんなどのフルーツは水分がたくさん含まれていて、体を冷やす効果があるといわれています。そのため、体の中から冷えてしまい、食べ過ぎると下痢をしてしまうことにつながることがあります。
まとめ
ここでは、みかんの効果効能について、詳しく説明してきました。
みかんの効果効能は、主に4つです。
- ビタミンC:抗酸化作用
- クエン酸;疲労回復効果
- βクリプトキサンチン:骨粗鬆症の予防、免疫力を高めるなど
- ペクチン:便秘の解消
この中でも、特に、みかんのオレンジ色の成分の元である、βクリプトキサンチンの効果は、見逃せません!!
βクリプトキサンチンは、みかんの皮にたくさん含まれています。
みかんの皮を食べることって、あまりないですよね。
みかんの皮を食べる方法は、良く洗って、乾燥させてください。(乾燥させたものは、陳皮といって、漢方薬にも使われるくらい体にいいんですよ!)
乾燥させた皮を、ミキサーなどで細かく粉末にしたものを、はちみつや生姜などと、一緒に飲んだりジャムに入れたりするのがおすすめです。
でも、みかんの食べ過ぎは、体の中から冷やしてしまい、下痢してしまうこともありますので、注意してくださいね。