幼稚園保育園は、子供が初めて、パパやママじゃなく、同年代の多くの子供と一緒に過ごす場ですよね。

子供が、成長してきて、自宅付近の幼稚園や保育園の情報収集をされているパパやママも多いのではないでしょうか?

パパもママも共働きの場合は、子供を保育園に預けなくてはと思う方もいらっしゃると思いますが、最近では、幼稚園でも結構長い時間、子供を預かってくれる施設もあります

色々な選択肢が増えてくると、幼稚園に通うのか、保育園に通うのか、どちらがよいのか迷ってしまいますよね。

私も初めての0歳児育児に奮闘中の新米ママです。もうすぐ育休が終わり、職場復帰を控えており、ここ数ヶ月、色々な幼稚園や保育園を見学にいったりしてきました。

そこで、私の気が付いた幼稚園や保育園の違いをメリット・デメリットで整理して、詳しく紹介していきます。

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目次

幼稚園と保育園の違い

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最初に、幼稚園と保育園の大まかな違いについて学びましょう。

幼稚園と保育園の違いは、国の定める施設としての在り方が異なります。

幼稚園と保育園の違いについて、重要なポイントを紹介します。

【幼稚園】

  • 学校としての教育施設
  • 満3歳以上の幼児が対象
  • 子供を保育する時間は1日4時間程度

【保育園】

  • 保育するための施設
  • 0歳児からの受け入れ可能な場合もある
  • 子供を保育する時間は、特に基準はない


そもそも、保育園は、親が働いているなど、子供の世話を十分にできない場合に、保育園が代わりに保育するための施設です。そのため、教育などはなく、子供のお世話に重点が置かれています。

保育園の場合は、子供の保育の一環として、トイレトレーニングや食育(離乳食など)のお世話も全般的に保育園の先生方が主体となって行ってくれます。

一方、幼稚園は、学校という位置づけで、3歳以上の年齢の子供の社会性などの教育施設としての役割を担っているという位置づけです。

幼稚園の場合は、施設では友人との協調性などを重点に学ぶことになっています。そのため、トイレトレーニングや食育などは家庭で行うことになり、幼稚園の先生方は、家庭での子供とのかかわり方についてアドバイスを行うのが一般的です。

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どちらの施設も、幼い子供を受け入れる施設のため、国が色々な基準を設けています。(保育園の場合は、認可、認証、無認可などの区分がさらにあります)

一般的な会社では、出産後1年間が育休として認められているところが多いため、1歳で施設に預けるとなる保育園へ預けるというのが、必要になってきます。

一方、産休を3年間と定めている会社などでは、幼稚園へ預けることも職場復帰の状態に合わせて、選択肢の一つになります。

さてここまでは、大まかな幼稚園と保育園の違いについて説明してきました。

子供を施設に預ける年齢によっては、保育園一択だったりしますが、幼稚園と保育園のその他のメリット・デメリットについて、次の項で詳しく説明していきます。

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幼稚園のメリットとデメリット

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幼稚園のメリットとデメリットについて、紹介します。

【幼稚園メリット】

  • 年間行事がたくさんある
  • 親同士のつながりができる
  • 親が主体となって教育ができる


幼稚園のメリットには、幼稚園は保育園よりも年間行事が多いことがあげられます。一般的に保育園よりも幼稚園の方が、教育の一環として、季節ごとのイベントが昔から行われてきました。

私の地域の幼稚園に見学に行った際も、平日だった7月7日に、七夕の日の織姫と彦星の演劇会を園児が一生懸命演じていました。また、同じ日には、複数家族のパパやママが集まって、人形劇を子供に向けてされていました。練習もたくさんしたのか、とても連携がとれた人形劇でした。

幼稚園では、子供だけでなく、親同士のお付き合いも密になる印象でした。

別の施設の幼稚園では、紙芝居を朗読するのを、パパやママが持ち回りで、行っていました。20人くらいの園児の前で、紙芝居を朗読しているママの中には、緊張されていたりしましたが、そのママのお子様は目をきらきらさせて見ているのが印象的でした。

また、幼稚園は基本的にパパやママがトイレトレーニングや食育をします。パパやママが主体なので、悩んだりすることもあって大変ですが、子供の好みを発見したとか、トイレができるようになったなど、より達成感があるともいわれています。

【幼稚園のデメリット】

  • 施設で預かってくれる時間が短い
  • 年間の行事が平日にある
  • 兄弟がいると、体力的にも大変


幼稚園のデメリットには、施設の受け入れ時間が短いことがあります。そのため、仕事をするならば、時短勤務などの対応をしなければなりません。また、幼稚園には、延長保育が基本的にはありません。

私の地域の一部の幼稚園では、お絵かき教室などの習い事が行われていました。お絵かき教室などに申し込みをすると、園児を預かる時間が夕方くらいまで延長されるという仕組みでした。

幼稚園では、とにかく、イベントや親の関わりがたくさん求められるため、本格的に仕事復帰が難しい可能性があります。また、幼い兄弟がいる場合は、お兄ちゃんの幼稚園の行事に、幼い弟を連れて参加しなくてはならないこともあるようです。

ちょうど、見学した際に、幼い子供を連れたママにお話しを聞くことができました。お話しを聞いたママは、「下の子の首がしっかりする前から、お兄ちゃんの行事に出ないといけないこともあるので、パパの協力は必須よ!」とのことでした。

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保育園のメリット・デメリット

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保育園のメリットとデメリットについて、紹介します。

【保育園のメリット】

  • 0歳児以上から受け入れ可能
  • 年間の行事は土日のみのことが多い
  • 預かり時間が夕方までのところが多い
  • トイレトレーニングや食育もしてくれる


保育園のメリットには、施設への受け入れ時間は0歳児以上からのところもあり、預かる時間も夕方までのことが一般的です。そのため、お仕事をするパパ・ママのサポート体制はバッチリです。

また、保育園を利用する方の多くが共働き世帯のため、保育園のイベントは土日に限定して行われていることが多いです。

施設だけを見てみると、保育園の方がサポート体制も手厚い印象ですね。

【保育園のデメリット】

  • 親同士の関係が希薄
  • 子供の教育に関して、親がメインではない


保育園のデメリットには、親同士の関係が希薄なこともあります。

保育園の場合は、基本的に親は仕事があるという状態のため、保育園の先生と園児によるイベントがほとんどです。また、保育園は、家庭ごとにお迎え時間がバラバラなため、親同士も決まった方と会うわけではありません。

自分の育児の悩みなどを相談して、相手の工夫の仕方を学ぶなどの機会は保育園では得られにくい印象でした。

また、子供の教育に関して、保育園の先生が主体となって、トイレトレーニングなどがされています。

見学に行っていた際に、保育園の先生がお迎えに来たママに、「今日はトイレ、成功したんですよ!」とお話しされていました。お迎えに来たママは、「あら。頑張ったね。でも、ママ、○○ちゃんの初めて見られなくて残念。お家でもできるかな?」という会話がされていました。

子供の成長を一番に見るというのがなかなかできにくいのが、保育園の特徴でもあるのかなという印象でした。

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まとめ

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ここでは、幼稚園と保育園の違いについてメリット・デメリットを中心に説明してきました。

幼稚園と保育園の大きな違いは、次の3つがあげられます。

  • 親が施設に関わる頻度
  • 親同士の関わり合いの必要性
  • 預かってくれる年齢や時間


どの項目も、メリットにもなるし、デメリットにもなってしまいます。そのため、親や子供がどのようになって行きたいのかを十分に考えて施設を選ぶことが大切です。

また、幼稚園も保育園も3歳児以上の場合は、費用はほとんど同じ(約2万円/月)です。3歳未満の子供を預ける場合の保育園料は、一般的に費用が高く設定されています。

もちろん、私立の幼稚園や学習塾が運営している特別な保育園などは、費用は総じて高くなってきます。

私は幼稚園2施設、保育園2施設を見学にいきました。どの施設も、オリジナルのイベントや色々な教室などの運営がされていて、とても魅力的でした。

3歳の子供に英会話を教える教室もある幼稚園があって、びっくりしました。

我が家は、まだ、どの施設に通うのがいいのか結論がでていません。子供には、のびのびと育ってほしいと思う反面、将来勉強で苦労しないためには、早めの教育も必要なのかなと考え込んでしまうのが現状です。

初めての幼稚園や保育園選びは、とっても大切なことです。たくさん悩んで、パパやママ、子供にとってベストな選択をしてくださいね。(私も頑張っていますので、皆様も頑張りましょう!)