何かに没頭して作業をしていると、あっという間に時間が過ぎてしまったという経験ありませんか?

人間は、物事に対して、一定時間の集中力を保つことができるといわれています。しかし、この集中力は、人間の精神状態などによって、持続時間にばらつきがあります。

好きなことには、何時間でも集中できますが、嫌いなことは、すぐに飽きて、止めたくなってしまいますよね。

私もまとめているテーマによっては、集中してあっという間にブログ内容ができあがるものもあれば、うーんと悩んでしまうものもあります。

また、私は現在、0歳児育児に奮闘中の新米ママです。子供がお昼寝している時間など、家事とブログの2つをバランスよくこなしたいと思っています。そこで、限られた時間をできるだけ、集中して作業をすることがポイントだと考えました。

では、人間の集中力が続く時間の限界っていったいどのくらいなんでしょうか?そして、集中力が持続するようにするには、どうしたらいいのでしょうか?

そこで、人間の集中力の続く時間の限界や、上手に集中力を持続する方法について、私の実践していることも紹介しながらお伝えしていきます。

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目次

人間の集中力の持続時間の限界!!

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最初に、人間の集中力の持続時間の限界について学びましょう。

色々な説がありますが、一般的には、15分間隔で集中力のピークの波がくるといわれています。

つまり、人は、最低15分は、集中力を持続して作業ができるということです。

この集中力は、子供から大人へ成長したり、趣味などの好きなことといった本人の精神的な要素によって、持続時間の限界が伸び縮みするといわれています。

小学校の授業などは、一般的に45分、大学などの講義は90分というところが多いですよね。これは、成長に伴い、集中力が続く時間に合わせて設定されているといわれています。

もちろん、大人になったからといって、90分間集中して仕事ができるかといったらそうではないですよね。

集中力の時間の限界は、個人差もありますし、単純・複雑な作業内容によってもかわります。

私の場合、単純作業の場合は、集中できる時間は長くなりましたが、頭を使ったり、耳を使う作業は、30分が限界でした。

そのため、私の集中力は約30分が限界といったところになりますかね。

でも、1日30分だけ集中すればよいなんて、仕事では許されませんよね。

締め切りも迫ってくる、○時までに△の仕事をしなくてはならないなど、集中して仕事をこなしていかなければ山積みになってしまいます。

そこで、次の項では、集中する時間をできるだけ、継続する簡単な方法について、具体的に紹介していきます。

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集中力を持続させる3つの方法

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人間の集中力は、15分単位でピークの波がくるようになっています。ピークを迎えた集中力は、低下して、またピークに向かって高まるというのを繰り返しています。

集中力には、人間の精神的な要素も関与してきます。

そこで、集中力を持続させる方法は、次の3つがあります。

  • 最初に、嫌な作業や苦手な作業をする
  • 1つの作業は、15分~45分単位で行う
  • 1つの作業が終わったら、15分程度はクールダウンをする


それぞれについて、詳しく説明していきます。

最初に、嫌な・苦手な作業をする

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集中力を持続させるのに、最も大切なことは、嫌な作業や苦手な作業を先に終わらせてしまうことです。

1日のスケジュールの中で、仕事が始まった時間と、仕事終わりの時間では、体の疲労度合いが異なります。

仕事始めの時間の方が、体が疲れていないので、集中力が持続しやすいといわれています。反対に仕事の終わりは、体が疲れているため、集中力の限界がすぐにくることになります。

そこで、嫌な作業や苦手な作業を最初に片づけます。そうすると、精神的にもゆとりが生まれるので、その後の時間の集中力も持続しやすいです。

もちろん、嫌な作業や苦手な作業だけでなく、その日にやらなければならない優先すべき作業を最初に片づけてしまうのもおすすめです。

1日の作業の中で、やらなければならないことが、最初に終わってしまうことで、後の作業に対して、リラックスしてできるというわけです。

私の場合、ずぼらなので、掃除全般が苦手です。でも、1日の中で最初にやることは、部屋の掃除機をかけることです。

我が子は、0歳児、モップの代わりになるほど、一生懸命ハイハイをしてくれます。部屋のほこり、髪の毛、小さなごみなど全部、体にくっつけてしまいます。さらに、何でも口に入れたがり、掃除機の音で毎回大泣きもセットです。

あとで掃除機をかけようとのばしていると、結局、子供のハイハイが気になって他の作業に集中できないので、私は掃除機をとにかく最初に終わらせてしまうようにしています。

1つの作業は、15分~45分単位で行う

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集中力の限界を作らないようにするためには、1つの作業を15分~45分単位で行うことがおすすめです。

嫌な作業でも15分だけと思えば、意外と30分くらいはあっという間に過ぎるなんてこともあります。

だらだらと時間をかけてしまうと、体も疲れてしまって、集中力が落ちてしまうので、15分単位で時間を決めて、作業をするようにしましょう。

私の場合は、30分くらいしか集中力が持たないので、作業を始める前に、やることを1つ決めます。

その決めるときに、どういう手順で作業をするかをノートにメモしておきます。

集中力が切れてくる30分後に作業が終わっていなければ、一度作業をやめてしまいます。その後、休憩をはさんで、再度、メモ書きをみて、作業を進めていくということを繰り返しています。

もちろん、頭の中で作業手順を整理できる方は、メモは必要ないですが、私の場合は、休憩すると忘れてしまうのでノートに書いています。

さらに、どうしてノートなの?いらない紙で良いんじゃないの?と思われた方もいらっしゃると思います。

私がノートにメモ書きをしているのは、自分のやった作業がどのくらいあるのかを振り返るためです。現在は、子育てと家事がメインで、仕事などと違って成果が今一はっきりしません。

そこで、ノートに掃除機、離乳食のささみ加工とかって書いておくと、自分が頑張ってるなぁと実感できます。また、終わった作業の横には、かわいいスタンプを押して、終わったということがわかるようにしています。

自分の成果を自分でほめるという、完全な自己満足ですが、結構楽しいのでおすすめですよ。

1つの作業が終わったら、15分程度はクールダウンをする

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集中力を上手に保つためには、脳や体をクールダウンする時間を設けることが大切です。

クールダウンすることで、脳や体がリフレッシュできて、次の作業への気持ちの切り替えができ、集中力を保つことができます。

私の場合、クールダウンするときには、コーヒーなどの飲み物を飲みながら、15分間は仕事をしている振りをしていました。(上司に見つかったら、怒られるかな…)

人によっては、ストレッチもかねて、トイレに行く、伸びをするなどの方法をされている方もいます。

とにかく、15分間は、作業から頭・体を切り離してみると、次の作業をやろうという気持ちも沸いてきます。

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まとめ

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ここでは、人間の集中力の続く時間の限界について紹介してきました。

人の集中力は、15分間隔で限界がくるというのが一般的です。また、集中力の持続時間は、子供と大人では異なりますし、個人の精神状態にも大きく左右されます。

この集中力を持続させるためには、次の3つの方法があります。

  • 最初に、嫌な作業、苦手な作業をする
  • 1つの作業は、15分~45分単位で行う
  • 1つの作業が終わったら、15分程度はクールダウンをする


この中でも特に、最初に嫌な作業や苦手な作業をするがとっても大切です。

1日の作業スケジュールの中でも、嫌なことは、午前中の早い段階で終わらせてしまうことが、集中力を保つためにとっても大切なことです。

とにかく、嫌なことや優先事項が終わってしまえば、後は、「残りの作業はできても、できなくてもいいか。明日への貯金だよね。」という程度の気持ちになれます。

毎日、やることに追われて、どうしようもないという方は、一度、自分のやるべきことを整理して、苦手なこと、優先事項などの明確にしてみましょう。

あまりに、苦手なことが多すぎる場合は、1週間単位でクリアできればいいかという程度にスケジュールを工夫することも大切です。

上手に色々な作業のバランスを取りながら、集中して短時間で終わらせることができるように工夫してみてくださいね。