かゆい!と思ったら、赤くプツっとなっていることありますよね。蚊などの虫に刺されたかなと思っていても、なかなか治らないなんてことありますよね。
それって、ダニに刺されているかもしれません。
ダニは、ほこりなどを餌にして、ベッドや布団に潜んでいます。また、ダニは湿ったところか大好きです。
人は寝ているときにコップ一杯の汗をかくと言われています。赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、大人よりも汗をたくさんかきます。眠りに入るときときや授乳しながら寝たりすると、びっしょり汗をかいてしまいます。
私も初めての0歳児育児に奮闘中の新米ママです。我が子も寝るときは、大汗をかいています。せっかく眠ったのを起こして、泣かれるのも困るので、そっと汗を拭くくらいしかできません。
そんな赤ちゃんの汗は湿度がたっぷりあって、ダニのターゲットになってしまいます。大切な赤ちゃんがダニに刺されては大変です!
ここでは、赤ちゃんのダニ刺されの症状や対策について詳しく紹介していきます。
目次
赤ちゃんがダニに刺されたときの症状
最初に、赤ちゃんがダニに刺されたときの症状について学びましょう。
ダニ刺されの主な症状は次の3つです。
- 赤い湿疹
- 強いかゆみ
- 刺された跡が長く残る
ダニに刺されると、赤ちゃんも大人と同じ症状がでます。
しかし、赤ちゃんの場合は大人と違って、次のような危険があります。
- 皮膚が柔らかいため、傷がつきやすい
- かゆみを我慢できない
赤ちゃんの皮膚は薄いため、少しの刺激で傷がついたり、赤くなったりしてしまいます。
また、赤ちゃんは、かゆいことを我慢するということができません。そのため、ダニに刺された個所をかいてしまいます。
そして、ダニに刺されたところをかいてしまうと、皮膚を傷つけてしまい、その他の感染症などの皮膚炎をおこしてしまう場合があります。
このように、赤ちゃんがダニに刺されてしまうと、かゆみなどの症状だけでなく、その他の感染症の危険性も高まってしまうため、注意が必要です。
赤ちゃんがダニに刺されてしまっても慌てずに対応できるように、赤ちゃんがダニに刺された場合などの対策方法について、次の項で詳しく説明していきます。
赤ちゃんがダニに刺された場合の対処方法
赤ちゃんはかいちゃいけないということが分からないため、速やかに適切な対処が必要です。
赤ちゃんがダニに刺された場合の対策方法は、次の3つが良いです。
- 刺された個所をきれいにする
- 濡れたガーゼなどで冷やす
- かゆみ止めの薬を使う
それぞれ詳しく説明していきます。
刺された個所をきれいにする
赤ちゃんがダニに刺された場合は、刺された個所をすぐにシャワーなどで洗い流し、きれいにしてあげましょう。
ダニに刺された後、赤くなったりかゆくなったりするのは、ダニに刺された刺激や唾液が体に危険だ!と判断されることが原因といわれています。
また、ダニに刺された個所は、炎症が起きていて、皮膚が敏感な状態です。そのため、ほこりなどの外部の刺激にも、過剰に反応してしまい、赤くなったり、かゆみが増加してしまうこともあります。
これらのことから、刺されたらすぐに、患部をシャワーで洗い流して、綺麗にしてあげましょう。
シャワーができない状況であれば、濡らしたガーゼやおしりふきなどで、優しく拭いてあげましょう。拭くときは、ごしごしと強くこすると、ダニの唾液などを皮膚にすりこんでしまいますので、優しくポンポンと拭いてくださいね。
濡れたガーゼなどで冷やす
ダニに刺された後は、強いかゆみが出てきてしまいます。
先ほどの項でも説明したように、赤ちゃんは、かゆみを我慢することができません。そのため、刺された部分をかいてしまうのであれば、刺された個所を濡れたガーゼで覆ってあげてください。
こうすることで、皮膚が冷えてかゆみが和らぐのと、刺された個所に直接手が当たりにくくなります。
刺された個所をかいてしまうのはNGなので、上手に工夫してあげましょう。
かゆみ止めの薬を使う
ダニに刺されたときにかゆみ止めの薬を使うことも有効です。
でも、大人のかゆみ止めを赤ちゃんに使うのは、待ってください。
赤ちゃんの肌は薄いため、薬の体への吸収は大人よりも多くなってしまうことがあります。薬の吸収が多いということは、赤ちゃんにとって、体に負担や刺激になってしまいます。
赤ちゃんに適したかゆみ止めの薬もありますので、小児科を受診して、しっかりとお子様にあった薬を処方してもらいましょう。万が一、ダニ刺されではなかった場合も、受診して診察してもらえば安心です。
自己判断で大人の薬を付けることは、月齢の低い赤ちゃんにはやめましょうね。
さて、ここまでは、赤ちゃんがダニに刺されたときの対処方法について紹介してきました。
ダニに刺されると、強いかゆみが1週間程度続いてしまいます。その間、大切な赤ちゃんが苦しむ姿は見たくないですよね。赤ちゃんがダニに刺されないようにすることも、とっても大切です。
次の項では、赤ちゃんがダニに刺されないようにするための簡単な方法について紹介していきます。
赤ちゃんをダニから守ろう
赤ちゃんがダニに刺されないようにする方法には、次のようなものがあります。
- ダニ捕りマットを使う
- 布団を清潔にする
- 湿気がこもらないようにする
それぞれについて詳しく説明していきます。
ダニ捕りマットを使う
赤ちゃんの布団やベッドには、ダニ予防のために、ダニ捕りマットをあらかじめセットしておきましょう。
ダニ捕りマットにはダニを集める効果があるため、一網打尽にできます!
布団やベッドを清潔にする
赤ちゃんをダニから守るためには、赤ちゃんの使う布団やベッドを清潔にすることが大切です。
赤ちゃんの布団を清潔する方法としては、この2つがおすすめです!
- 布団クリーナーを使う
- 天日に干す
赤ちゃんは、日中の多くをお腹や背中が布団についた状態で過ごすため、ダニの標的になりやすい時間が長くなってしまいます。
そのため、布団やベッドはこまめに布団クリーナーや天日に干して清潔にしてあげましょう。
布団クリーナーや天日干しの効果については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、良ければご覧ください。
⇒ ベッドに潜むダニの退治方法!徹底除去のための4つの方法!
湿気がこもらないようにする
赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、汗をたくさんかきやすいです。特に、授乳中や、眠りに入るときにはたくさん汗をかいてしまいます。
そのため、汗をかいても、すぐに乾くガーゼなどを布団の上に1枚敷いてあげましょう。
ガーゼを敷くと、布団に直接汗がしみこんでいくのを緩和することができます。また、汗でしめったガーゼを取り換えてしまえば、布団やベッドに湿気がこもりにくくなります。
我が家も、布団の上に大き目のガーゼを敷いています。頭から背中にかけて、大量の汗をかいて眠っているため、ガーゼは必須です。
本当は、少し寝てから、服を着替えさせてあげたいなとも思うのですが、起きて泣かれてしまうので、そこまではできていません。
上手に寝ながらでも着替えさせられる方は、着替えさせてあげるのも、ダニ対策だけでなく、あせもなどの皮膚トラブルを少なくすることができるので、おすすめです。
まとめ
ここでは、赤ちゃんのダニ刺されの症状と対策について詳しく説明してきました。
赤ちゃんがダニに刺されると”赤くなる“、”強いかゆみ“などの大人と同じような症状があらわれてきます。
赤ちゃんがダニに刺された場合の対策方法は、
- 刺された個所をきれいにする
- 濡れたガーゼなどで冷やす
- かゆみ止めの薬を使う
特に、刺された個所をきれいにすることはとても大切なので、赤ちゃんのお世話をしながら、見慣れない赤いプツっとしたものを見つけたら、とにかく皮膚をきれいにしてあげましょう。
赤ちゃんは、色々な皮膚トラブルを抱えがちです。
こまめにシャワーなど水で洗い流して、しっかりと水分をふき取るだけで、きれいになる場合も多いので、頻繁に皮膚をきれいにしてあげましょう。
我が家も夏の季節は、1日に3回もシャワーしました。私も大変でしたが、あせもやダニに刺されることなく過ごしてこれました。大切な赤ちゃんを、ダニから守ってあげてくださいね!