赤ちゃんといつも通りの生活を送っていたのに、突然、お腹がゆるゆるになって、下痢をしちゃうこともあります。
1日くらいの下痢なら、ちょっとなんかお腹の調子が悪かったかなと思うくらいのママも多いと思います。
でも、数日間続く下痢や、便が緑色になっちゃうと、大丈夫かなと不安になりますよね。
私も初めての0歳児育児に奮闘中の新米ママです。
子供が順調に成長しているかと同じくらい、子供の健康状態、特に、お腹事情って、色々と気になりますよね。
我が子も、生後8ヶ月のときに、突然、2週間くらい続く下痢に悩まされました。
皆様が、私のように赤ちゃんの下痢で右往左往しないように、赤ちゃんの下痢について我が子の場合などの体験談モリモリで、紹介していきます!
目次
赤ちゃんが下痢をする原因
最初に赤ちゃんが下痢をする原因について学びましょう。
赤ちゃんが下痢をする原因は、明確に分かる場合は、少ないそうです。
我が子も、下痢で病院を受診したときに、「下痢の明確な原因を断定することは難しいですよ。」とお医者さんにはっきりといわれました。
その際にお医者さんにいわれた下痢の原因は、主に3つでした。
- 細菌やウイルス感染によるもの
- 食べ物によるもの
- 予防接種などによるもの
それぞれについて詳しく説明していきます。
細菌やウイルス感染によるもの
風邪や感染症によって、下痢がおこることがあります。
有名な病気は、ノロウイルスやロタウイルスなどがあります。
ウイルス感染の下痢の場合は、嘔吐や発熱が一緒に現れることがあります。
便の状態は、下痢だけでなく、酸っぱい匂いがするともいわれています。
食べ物によるもの
離乳食をスタートしているお子様で、下痢が出た場合は、食べた物をパパやママはチェックしましょう。
食物繊維の多いものや糖分、乳製品の取り過ぎが原因で下痢になるといわれています。
また、冷たいものを飲みすぎたり、食べ過ぎたりするのも、お腹が冷えて下痢を起こしてしまいます。
さらに、赤ちゃんにも食べ物アレルギーを起こす場合があります。
初めての食材を食べた後は、赤ちゃんの体調変化に十分に注意し、下痢を起こす場合は、アレルギーの可能性を含めて、お医者さんに報告しましょう。
予防接種などによるもの
赤ちゃんの中には、予防接種の副作用で、下痢を起こす子もいるそうです。
全ての予防接種で起こる可能性があるため、下痢が症状として出た際には、前後の赤ちゃんの予防接種などの状況を確認しましょう。
ここまでは、赤ちゃんの下痢の原因について紹介してきました。
赤ちゃんは、月齢が進むにつれて、動ける範囲も大きくなるし、何でも口に入れてしまいます。
赤ちゃんが下痢になったときに、どのくらい続くならば、どのような状況ならば、病院にいった方がよいのか、判断に迷いますよね。
次の項では、下痢の状況に合わせた病院を受診する目安について紹介していきます。
どんな下痢の症状ならば病院にいく?
赤ちゃんの下痢の症状で病院に行く目安は、次の4つです。
- 血便が出ている
- 1週間以上下痢が続いている
- 発熱や嘔吐、元気がないなどの症状がある
- 下痢によりお尻の皮膚がただれる
それぞれについて詳しく説明していきます。
血便が出ている
赤ちゃんの便の色は通常、緑色から黄色の状態です。緑色や黄色の便で下痢が続いている場合は特に問題は無いといわれています。
赤ちゃんは、お腹にガスが溜まったりすると、便の色が黄色から緑色になるともいわれています。そのため、赤ちゃんの体の調子によって、緑から黄色の便を行ったり来たりします。
我が子も生後4ヶ月くらいまでは、緑色の便がメインで、5ヶ月目以降に離乳食を開始してから、便が黄色になりました。
でも、赤い血液が混じったりした場合は、速やかに病院を受診しましょう。血便や生後1ヶ月以上が経過しての黒い便は、消化管から出血している可能性があるといわれています。
下痢に伴い、血便や黒い便が出る場合は、夜間でも速やかに病院へいきましょう。
1週間以上下痢が続いている
下痢は1週間以上続いている場合も、病院を受診した方がよいといわれています。
下痢以外は元気で、普段通りの生活だから、大丈夫でしょ?と思う方もいらっしゃると思いますが、下痢をしているということは、赤ちゃんが栄養を十分に吸収できていない状態です。
脱水などが起きないように水分を多めに与えるなどの対処はしていても、一度、病院にかかって、医師の指示を仰ぐことがおすすめです。
我が子の場合も、1週間ほど下痢が続いたのですが、元気いっぱいでした。念のためと思って、病院を受診したところ、離乳食の状況など、詳しくお話しを聞いてくれました。
我が子の普段の生活の中から、気を付けるポイントを的確に指導してくれたので、離乳食を途中でやめることもなく、続けられたので、受診してよかったです。
発熱や嘔吐、元気がないなどの症状がある
下痢以外に発熱や嘔吐などの症状がある場合は、速やかに病院を受診します。
何か他の重篤な病気の可能性もあるので、夜間でも速やかに病院を受診しましょう。
下痢によりお尻の皮膚がただれる
これは、下痢を起こすことに直接は関係ないのですが、赤ちゃんが下痢をしすぎると、お尻が赤くなってしまいます。
下痢をしているときは、こまめにおむつを替えますよね。そのときに、出た便をきれいにしようとして、お尻ふきで念入りに拭いたりしませんか?
お尻ふきで拭くことって、赤ちゃんの肌にとっては、刺激が強すぎるんです。1日に何度も下痢をして、お尻ふきで拭くと、あっという間に、お尻が赤くなってしまいます。
また、下痢をしたことに気が付かずに、おむつを替えるタイミングを逃してしまっても、便が長く触れた皮膚が赤くなってしまいます。
そのまま放置してしまうと、赤くただれてしまうこともあるので、皮膚の赤身が増えてきたのであれば、病院を受診しましょう。
赤ちゃんのお尻を赤くしない方法は、2つあります。
- 便がでたらすぐにおむつをかえる
- お尻ふきではなく、ぬるま湯で洗い流す
我が子も、下痢のときは、お尻が真っ赤になってしまいました。それはもう、見ていて、痛々しいほどに。そして、お風呂で痛いのか大泣きしました。
そこで、病院にお尻の件を相談したところ、「軟膏を出してもいいけれども、まずは、ぬるま湯で便を洗うようにしてみましょう。」といわれました。
病院から帰ってきて、「便が出るたびに、シャワーをするのも大変だよね…」と思い、何とか簡単にできる方法がないかと考えました。
そこで我が家は、コットンと洗面器、お尻ふきを使う方法を編み出しました。
お尻の洗い方は簡単。
- 厚めのコットン(我が家はお産パッドで代用)を汚れたおむつとお尻の間に引く
- 洗面器と人肌程度のぬるま湯をいれる
- 洗面器の湯をお尻にやさしくかけながら、お尻ふきで便をふき取る
お産パットくらい厚いコットンならば、水も吸収してくれ、その下にはおむつがあるので、ある程度、ジャバジャバと洗ってOKです。
この洗い方を2日間くらい続けた結果、お尻の赤身はみるみる改善しました。(我が家の場合、1日最大12回、下痢便したので、12回も洗いましたが…)
毎回、シャワーやベビーバスに入れるのが本当はよいのですが、体力的にも私にはできませんでした。(ずぼらですまん…我が子よ)
まとめ
ここでは、赤ちゃんの下痢が緑色だったり、続く場合の原因と病院を受診する目安について紹介してきました。
赤ちゃんの下痢の原因には、主に3つです。
- 細菌やウイルス感染によるもの
- 食べ物によるもの
- 予防接種などによるもの
我が子もちょうど生後8ヶ月のときに下痢で緑色の便が続きました。
はいはいができて、何でも口にいれてしまいます。また、離乳食も、おかゆ→野菜→鶏肉などのたんぱく質を試していました。さらに、下痢の数日前に、予防接種も受けていました。
これだけ、色々な下痢になる要素がそろっていると、どれが原因かを突き止めるのは不可能というのがお医者さんのお話でした。そこで、病院を受診して、離乳食やお尻のケア方法を教えてもらい、下痢止めと整腸剤を1日3回飲みました。
しかし、下痢止めと整腸剤を飲んでも、下痢はすぐには良くならず、結局、2週間くらい下痢が続きました。
その間、体重が減らないかな、脱水にならないかなと色々とやきもきしましたが、今は元気に過ごしています。
何が原因で下痢をしたか、はっきりはしませんが、子育ては、色々なイベントがあって、ママも精神的にもタフにならなきゃなぁと、子供と一緒に成長できました。
皆様も、心配ならば、早めに病院にいきましょう。色々な不安を解消して、乗り越えちゃいましょう!!