口臭や虫歯って、食事が原因で起こるって思っている方、多いですよね。

もちろん、食事内容によって、口臭や虫歯になってしまうんですが、実は、唾液も口臭や虫歯などの口のトラブルに深く関係しているって知っていますか?

唾液の質を改善することで、口臭や虫歯、歯周病などの口のトラブルがおこるリスクを減らすことができます。

ここでは、唾液の役割や、唾液の質を改善するための具体的な方法について、詳しくお伝えしていきます。

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唾液の役割

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最初に唾液の役割について学びましょう。

正常な唾液の分泌量は、1日あたり、約1.5lといわれています。

さらに、正常な唾液はサラサラとしているんです。唾液がネバネバしたり、白濁したりしている場合は、唾液の質が低下している、口の中の環境が悪化している場合もあります。

唾液の主な役割は、次の8つがあります。

  • 潤滑・湿潤作用
  • 口の粘膜を潤し、口を滑らかにする

  • 消化作用
  • 消化を助ける

  • 咀嚼・嚥下作用
  • 飲み込みを助ける

  • 生体保護作用
  • 唾液に含まれるリゾチーム(抗菌作用を持った酵素)やムチン(菌を凝集させ、菌塊とし、口内から排出する)

  • 味覚
  • 味を感じる器官の働きを良くする

  • 洗浄作用・自浄作用
  • 口の中を清潔に保つ

  • 緩衝作用
  • 口の中のpHを一定に保つ

  • 再石灰化作用
  • 酸によって溶けた歯を修復する

唾液の役割は、こんなにもたくさんあるんです。唾液は正常ならばこのような働きをしてくれますが、様々な要因によって唾液の質や量が低下してしまうんです。

そんな唾液の質や量を低下させる要因は、次の5つがあります。

  • 加齢
  • ストレス
  • 生活習慣の乱れ
  • 薬の副作用
  • 病気の症状

これらの要因によって、唾液の質や量が低下してしまうと、次の4つのような口のトラブルにつながってしまいます。

  • 口臭
  • 歯周病
  • 虫歯
  • ドライマウス

口のトラブルにまでなってしまうと、正常に戻すことが大変になってしまいます。

そこで、唾液の質や量を低下させないように、唾液の質や量の改善対策について、次の項で詳しく紹介していきます。

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唾液の質や量の改善方法

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唾液の質や量の改善対策は主に4つの方法があります。

  • 水分摂取量を増やす
  • よく噛む
  • 生活習慣の見直し
  • 鼻呼吸を意識する

それぞれについて、詳しく説明していきます。

水分摂取量を増やす

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口の中が乾燥していると、細菌が増えやすくなってしまいます。

加齢に伴う場合や薬の副作用の中には、口渇といって、口の中が渇いてしまうことがあります。

軽度な口渇ならば、唾液腺を刺激するように、よく噛んだり、ガムを噛むなどで症状が軽減しますが、口渇がひどい場合は、手早く水分補給をこまめにするようにしましょう。

水分補給に適しているのは、水がおすすめです。カフェインが含まれるコーヒーや緑茶などは、カフェインによる利尿作用によって、より一層体外に水分が出てしまうという場合もあります。

カフェイン以外にも、アルコールなども利尿作用があるため、口渇の症状がある場合は、摂取を減らすようにしましょう。

よく噛む

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唾液の質や量を改善するためには、唾液腺をたくさん刺激することがポイントです。

唾液腺は、食事の時によく噛むことで刺激され、分泌が盛んになります。刺激によって唾液がたくさん分泌されるようになると、常に新しい唾液が作られ続けるようになるため、唾液の質も改善されるという嬉しいことだらけです。

食事で噛む回数を増やすことが難しい場合は、ガムなどを噛むようにすることが簡単でおすすめです。

ガムの中でもキシリトールを上手に活用しましょう。

キシリトールには、次の3つの効果があるといわれています。

  • むし歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌を弱らせ、口の中で酸が作られにくい環境にしてくれる
  • 摂り続けることで悪玉ミュータンス菌が善玉ミュータンス菌に変わり、虫歯になりにくい口腔環境になる
  • 歯の歯垢をサラサラにするはたらきがあるため、歯磨きで落としやすくしてくれる

キシリトールを継続して使用することは、唾液の質を改善するだけでなく、歯にも嬉しい効果があります。ただし、キシリトールは摂取しすぎると、お腹がゆるくなる場合もあるため、適量を守って取り入れてくださいね。

生活習慣の見直し

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唾液の質や量を低下させる原因に、ストレスなどがあるため、それらを軽減するように生活しましょう。

乱れてしまった生活習慣を見直し、ストレスとなっている部分を減らすことができるように、適度な運動や自分へのご褒美としての甘いものやお酒などを上手に利用しましょう。

ただし、ストレス緩和のために喫煙をすることがおすすめしません。喫煙は、喫煙は口の中の血流が悪くなり、唾液の質や量を低下させるだけなので、注意してくださいね。

鼻呼吸を意識する

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唾液の質や量が低下してしまうと、口の中が乾燥するということを先の項で説明してきました。

口の中の乾燥は、呼吸も大きく関与します。口呼吸をすると、口の中が乾燥しすぎてしまい、細菌が増えやすくなってしまいます。

できるだけ、鼻呼吸を意識して呼吸をするようにしましょう。

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まとめ

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唾液は、口の中を乾燥させないようにするだけでなく、細菌の繁殖を抑えたり、食べ物を飲み込みやすくしたり、虫歯から歯を守るなど、様々な働きがあります。

この唾液の質を低下させてしまう原因には、加齢やストレスなど、私達の身近な要因が関与してしまいます。唾液の質が低下してしまっては、口の中の健康を保つことができませんよね。

そんな唾液の質を改善するためには、水分補給をこまめにしたり、唾液腺を刺激するなどの方法が効果的です。

特に、キシリトール入りのガムを食べることで、唾液腺を刺激して、唾液の分泌量や質を改善することができます。さらに、キシリトールには、虫歯になりにくくするなど歯にも嬉しい効果があるため、積極的に食べたいですよね。

歯医者さんでキシリトール入りのガムは、いつ食べた方がよいのかを聞いたところ、食後の歯磨きの直後が良いそうです。口腔内が綺麗になったタイミングで、ガムを食べると歯や口の中にキシリトールがダイレクトに作用することができるそうです。

皆さんも、上手に唾液の質を改善して健康な口の中を取り戻してくださいね。