何だか最近、お腹まわりなどの脂肪が気になる、ダイエットしたいなという方、ご飯をさつまいもに置き換えるさつまいもダイエットって知っていますか?
さつまいもダイエットは、主食のご飯のかわりにさつまいもを主食として食べるダイエット法です。
私は、子供を出産後、元の体系に戻らず、どうしたものかと悩みました。しかも、初めての育児は、睡眠時間が限られたりするため、赤ちゃんのお世話に追われて、自分の食事メニューなどをダイエット用に工夫する余裕がありませんでした。
そんなときに友人から、ご飯をさつまいもに置き換えるだけでダイエットになるんだって!というアドバイスをもらいました。これは簡単だし、さつまいもが大好きなので、試してみようと思いやってみました。
ここでは、ご飯をさつまいもに置き換えるダイエット法について、私の体験談などを紹介しながらお伝えしていきます。
目次
さつまいも置き換えダイエット法
最初に、ご飯をさつまいもに置き換えるダイエット法について学びましょう。
さつまいも置き換えダイエット法は、朝昼夕の1日3回の食事のうち1回だけ、ご飯の代わりにさつまいもを食べるようにするだけでOKです。
しかし、さつまいも置き換えればダイエットになるといっても、さつまいもを食べ過ぎてしまえばカロリーを取り過ぎてしまうことになってしまいます。
そこで、次の3つのポイントを押さえて、さつまいも置き換えダイエットをしましょう。
- さつまいもの量は、100g~150gくらい
- 調理法は皮ごと蒸かす
- 良く噛んで食べる
それぞれのポイントについて、詳しく説明していきます。
さつまいもの量は、100g~150gくらい
さつまいも置き換えダイエットで食べるさつまいもの量は100g~150gくらいを目安に食べましょう。
ご飯のかわりにさつまいもを食べるとダイエットになる理由は、ご飯150gのカロリーは、約250kcalですが、さつまいも150gは約190kcalなので、同じ量を食べれば、ご飯よりも低カロリーという仕組みです。
しかし、さつまいもはご飯よりも甘味が強いため、ついつい食べ過ぎてしまうという場合があります。食べ過ぎてしまえば、当然、ご飯よりもカロリーが高くなってしまうということになります。腹八分くらいを目安にさつまいもを食べるのがおすすめです。
さつまいも150gって、さつまいもの太さや大きさにもよりますが、おおよそ片手で持てるくらいの量が目安です。もちろん、人によって手の大きさなどは様々なので、一度スケールで計ってみてくださいね。
調理法は皮ごと蒸かす
さつまいも置き換えダイエットのさつまいもの調理法は皮ごと蒸かすことがおすすめです。
さつまいもは、生のままならば、糖の吸収をゆっくりにする効果のある、クロロゲン酸というポリフェノールが多く含まれています。このクロロゲン酸は、高温で調理をするほど、分解されて減少してしまいます。
クロロゲン酸の減少を抑えるためには、低温でゆっくりと加熱することが大切です。
このことからさつまいものおすすめの調理法は次の4つのポイントを押さえましょう。
- さつまいもを水でぬらす
- さつまいもをラップでまく
- 巻いたラップに数か所穴をあける
- 150Wくらいで15分~20分加熱
500Wだと短時間でさつまいもは蒸しあがりますが、パサパサしたり、甘味が少なくなってしまいます。
低温でゆっくりと加熱することで、さつまいものでんぷんが、糖の一種である麦芽糖にかわり甘味も増えるためおすすめです。
また、さつまいもの皮にクロロゲン酸などの栄養素がたくさん含まれているため、ぜひ皮ごと食べるようにしましょう。
良く噛んで食べる
さつまいも置き換えダイエットをするときは、さつまいもを良く噛んで食べるようにしましょう。
さつまいもを蒸かすと柔らかくなるため、あまり噛まなくて食べてしまう方もいらっしゃいます。そうすると、満腹を感じにくく、また、消化不良をおこしてしまうこともあります。
さつまいもダイエットは、1日1回の食事で取り入れるのがおすすめと説明しましたが、どこの食事で置き換えても基本的に問題ありません。
しかし、さつまいも以外の主菜や副菜のカロリーなども考慮して、置き換えるポイントを考えましょう。
例えば、夕飯には、主菜や副菜もしっかりと食べる場合は、全体的なカロリーを抑えるためにご飯のかわりにさつまいもにするのもおすすめです。
さて、ここまでは、さつまいも置き換えダイエットについて詳しく説明してきました。
やり方はとっても簡単ですよね。さつまいもの食べる量や、調理法、食べ方に気を付ければ、毎日でも続けることができます。
しかし、さつまいもダイエット、ちょっと間違えてしまうと、カロリーオーバーになって、体重増加なんてことにもなりかねません。
私は、最初はまじめにさつまいもダイエットをしていましたが、途中で体調を崩すなどの状況になってしまいました。次の項で私の失敗について、紹介していきます。
私の失敗談
私のさつまいも置き換えダイエットの失敗は、次の2つがあります。
- 500Wで蒸かして食べる
- さつまいもばかりを食べ過ぎた
それぞれについて詳しく説明していきます。
500Wで蒸かして食べる
先ほども紹介したようにさつまいもは低温でじっくりと調理することで、糖の吸収を抑え、甘味もアップします。
私は、性格がずぼらでせっかちなので、500Wでも火が通ればいいんじゃないと思い、パサパサしたものを食べていました。
その結果、消化不良を起こして、お腹が痛くなる頻度が多くなってしまいました。もちろん、消化不良を起こすため、胃腸などにも負担になって、肌荒れを起こす始末です。
体重は減少していましたが、体への負担が大きくなってしまって、一時的にさつまいもダイエットが継続できなくなってしまいました。
調理法はしっかりと守ることをおすすめします。
さつまいもばかりを食べ過ぎた
私は、さつまいもが好きなので、お菓子を食べるかわりに、さつまいもなどをちょこちょこと食べていました。その結果、慢性的に満腹感を感じるようになってしまいました。
当然、満腹なので、肉や野菜などの主菜を食べる量も減ります。その結果、必要なタンパク質が摂取できずに、体が疲れやすくなってしまいました。
この状態になったのは、夏の季節だったので、風邪などのトラブルはなかったですが、もし風邪が流行している季節だったならば、体調を崩していた可能性があります。
さつまいも置き換えダイエットは、やり方をしっかりと守ることが最も効果が得られる方法ですので、気を付けてくださいね。
まとめ
ご飯をさつまいもに置き換える、さつまいも置き換えダイエットについて紹介してきました。
さつまいも置き換えダイエットの方法は、次の3つのポイントがあります。
- さつまいもの量は、100g~150gくらい
- 調理法は皮ごと蒸かす
- 良く噛んで食べる
さつまいも置き換えダイエットは、食べ過ぎてしまえば、ダイエットにならないため、適量を守って食べましょう。また、さつまいもを美味しく食べるためには、蒸かす方法が糖の吸収などの面からも重要です。
さつまいも置き換えダイエットを長く継続したり、成功するためには、先の3つのポイントをしっかりと守ることがおすすめです。上手にさつまいもを使って長く続けることができるようにしてみてくださいね。