耳掃除って気持ちいいですよね!私も耳かきや綿棒でほじほじと、ついやりすぎてしまいます。

でも、耳掃除ってやりすぎはよくないって知っていましたか?実は適切な耳掃除の頻度があります。また、赤ちゃんと大人では耳掃除の頻度も方法も異なります。

ここでは、赤ちゃんと大人での適切な耳掃除頻度や掃除方法について紹介していきます。

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目次

耳掃除の頻度~赤ちゃん編~

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赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、汗や垢など手や首のしわの部分にたまりやすいですよね。赤ちゃんへの耳掃除はできれば毎日行いましょう

しかし、赤ちゃんの耳の掃除方法は、大人とは違いますので、具体的な方法を紹介していきます。

赤ちゃんの耳掃除方法

耳掃除は入り口から奥までしっかりとしたいと思いますが、赤ちゃんにはNGです。

赤ちゃんの耳は、まだ成長途中なので、耳の入り口から奥までの距離が大人と比べて短いのが特徴です。そのため、大人と同じ感覚で耳に綿棒を入れてしまうと鼓膜を傷つけてしまう場合があります。

赤ちゃんの耳掃除は、耳の中ではなく、耳の入り口の周りだけ綺麗にしましょう

赤ちゃんの場合は、お風呂の水やミルクなどが耳に垂れてしまうこともあります。お風呂上りやミルクが垂れたときなどには、耳の入り口をやわらかいガーゼなどで拭いてあげましょう

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耳掃除の頻度~大人編~

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大人の耳掃除の頻度は1~2週間に1回程度でOKとされています。耳垢は奥から入り口に向かって、自然と出てくること、耳垢は耳に入ってくる雑菌の繁殖を抑えるなど耳の中を守る役割もあるため、頻繁にやりすぎはNGです。

ここでは、大人の耳掃除方法について紹介します。

大人の耳掃除方法

耳垢は、耳の入り口から1cm程度のところにたまるとされているため、大人の耳掃除も赤ちゃんと同様に入り口のみでOKです。それより奥まで耳かきや綿棒を入れてしまうと、入り口付近にあった耳垢をより奥にまで押し込んでしまうのです。

では、耳の入り口から1cmというのは、どのくらいかというと、本当に入り口だけです。

私の場合、入り口から1cm程度では、気持ちがいい感覚ボリボリとかき出す感覚は全くありません。つまり、気持ちがいいと感じる部分にまで、耳かきや綿棒を入れてしまうと、奥まで入れすぎている場合があるのです。

耳垢を奥にまで、押し込んでしまうと、耳鼻科に行って耳垢を取ってもらわなければならないため注意しましょう。

さて、ここまでは、赤ちゃんと大人の耳かきの頻度について紹介してきました。

耳掃除をするときに、耳かきや綿棒を使いますよね。どちらを使うのが良いのかなと思ったことはありませんか?

次の項では、私が勉強した綿棒と耳かきの使い分けについて紹介していきます。

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耳掃除には耳かきと綿棒はどっちが良いの?

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ここでは、耳掃除に使う耳かきと綿棒、どっちを使うのがよいのかを詳しく説明していきます。
具体的には、

  • 耳かきと綿棒の使い分け
  • 赤ちゃんへの綿棒を使うときの注意点


について説明します。

耳かきと綿棒の使い分け

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耳かきと綿棒は、耳垢の状態によって使い分けるのが有効とされています。人の耳垢は大きく分類してカサカサしたものとベタベタしたものの2種類になります。

  • “カサカサ”した耳垢の場合:耳かき
  • “ベタベタ”した耳垢の場合:綿棒


と考えてください。

日本人の多くはカサカサした耳垢の方が多いとされています。しかし、お風呂上りなど湿気を含んだりすると耳垢の状態がベタベタする場合もあります。そこで、耳掃除をするタイミングの耳垢の状態を観察して使い分けるのがよいでしょう。

また、カサカサの耳垢だけれども、耳かきが上手に使えない、力を入れすぎてしまう、という方は、綿棒を清潔なベビーオイルやオリーブオイルなどで少し湿らせて入り口付近をふき取るのも効果的です。

綿棒が湿っているため、カサカサの耳垢も吸着してくれますよ。

赤ちゃんへの綿棒を使うときの注意点

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先の項で、赤ちゃんの耳掃除は入り口付近をガーゼで拭きましょうと説明しました。

一般的には、赤ちゃん用の綿棒を使う方もいらっしゃると思います。もちろん綿棒で綺麗にしてあげるのもよいのですが、

私の場合、子供がとっても動きまくります。綿棒を耳にあてただけで、頭を左右にぶんぶん振りまくります。頭を固定しても、徐々に力が強くなってくるし、動かすタイミングもわかりません。ましてや動かないでなんて言っても、その言葉の意味は、まだ理解できません。

何度か耳掃除中に突然動かれて、綿棒を耳に突っ込みそうになってヒヤッとしたことがあります。万が一のことを考えて、ガーゼで拭くことを私はおすすめします

また、赤ちゃんも耳垢がカサカサしている場合があります。赤ちゃんに耳かきは怖くてできないと思いますので、綿棒をベビーオイルやオリーブオイルなどで、湿らせて優しくふき取ってあげてください。

赤ちゃんは耳垢だけでなく、ミルクを吐き戻したり、よだれが耳に垂れてしまうこともありますので、しっかりと汚れを取り除いてあげることが大切です。放置してしまうと、中耳炎などの原因になりかねませんので、十分に注意してください。

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まとめ

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ここでは、耳掃除の頻度を赤ちゃんの場合と大人の場合にわけて説明してきました。それぞれの耳掃除の頻度は、

  • 赤ちゃんの場合:毎日
  • 大人の場合:1~2週間に1回程度


で十分です。

なんとなく耳掃除をしないと、耳がかゆいと思ってしまい、かなりの頻度で私も耳掃除をしてしまっていました。

私は、耳掃除のしすぎで、耳の中に傷をつけてしまい、耳鼻科で治療を受けたことがあります。その時に、お医者さんに耳掃除のやりすぎ力を入れすぎ耳かきが太いかもの3つを指摘されました。

その後、耳の中を清潔にするために、何度か耳鼻科に通ったので、そのときにお医者さんに耳掃除の力の入れ具合や耳かきの太さについて教えてもらいました。私の耳の中は狭かったようで、私に合う耳かきの太さは、一般的に売られている耳かきでは太すぎてダメ!と言われました。

今では、少し高いですが細い耳かきを使って、入り口だけ掃除をしています。皆様も適切な耳かきの頻度や方法を守って、耳を傷つけないようにしてください。

もし、耳鼻科にかかることがあるならば、自分の耳かきの棒や耳かきの方法について、お医者さんからアドバイスをもらうのもよいかなと思います。