赤ちゃんを産んでから休む間もなくスタートする育児。新米ママの最初にぶつかる壁の一つに授乳があります。母乳育児、それともミルク育児、母乳とミルク育児の混合など、授乳だけでも色々なスタイルがあって、一つ一つ考えるのも大変です。

私も0歳児育児に奮闘中の新米ママです。私は、出産するまで、授乳スタイルなんて考えたこともありませんでした。出産後の退院日に哺乳瓶を準備するという状態だったので、母乳やミルク育児のスタートは本当に大変でした。

そんな私の苦い経験、これから出産を迎えるママにはしてほしくないですし、現在育児に奮闘しているママに少しでもお役に立ちたいと思い、私がミルク育児で感じたデメリットの解消法を紹介していきます。

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目次

ミルク育児のデメリット

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まず最初に、ミルク育児のデメリットについて簡単に学びましょう。

ミルク育児の主なデメリットには次の4つが挙げられます。

  • 哺乳瓶を準備しなくてはならない
  • 外出が大変
  • ミルクのお金がかかる
  • すぐに飲めない


これらのミルク育児のデメリットの詳細は、こちらの記事「ミルク育児のメリットとデメリットを知ろう!!」で詳しく紹介していますので、ご参照ください。
ミルク育児のメリットとデメリット!正しい方法で良い事いっぱい!

ミルク育児の場合は、ミルクを準備して赤ちゃんが飲めるようにしてあげなければなりません。赤ちゃんは将来、お米やお肉、野菜などを口でもぐもぐと咀嚼するために、授乳で顎の力を鍛えています。

ミルク育児の場合は、赤ちゃんにあった哺乳瓶を煮沸して、ミルクをつくるという作業が必要になってきます。そのため、外出のときには荷物になりますし、ミルク代もかかります。

ミルクは70℃以上の湯を40℃程度まで冷ますという手順が必要なので、時間もかかります。

このミルクを作る育児は、生後1歳前後の離乳食が終了するまで続きますし、新生児の頃は、1日8回程度の授乳回数もあります。おまけに、ママは産後の疲れた体、睡眠不足な状態で、この作業をしなくてはなりません。

私の場合は、出産前に母乳やミルク育児については全くイメージせずに、ミルク育児をスタートしました。

産院から退院した日に哺乳瓶の煮沸法を調べて、初めてチャレンジなんてことをしていたので、デメリットをカバーする方法をミルク育児をしながら、考えて対応しました。それは、とっても大変です。

そこで、次の項では、私がミルク育児で実践したデメリット解消法を詳しく紹介していきます。

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ミルク育児のデメリット解消法

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ミルク育児のデメリットの解消法には、次の3つがあります。

  • 調乳するためのグッズの準備
  • 外出先の情報を手に入れる
  • サンプルをもらって、色々なミルクを試す


それぞれ詳しく紹介していきます。

調乳するためのグッズの準備

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まず、最初にミルクの調乳方法をおさらいしましょう。

ミルクの調乳は、次の手順で作ります。

  • 煮沸した哺乳瓶の準備
  • 飲むだけの粉ミルクを測る
  • 70℃以上の湯で粉ミルクを溶かす
  • 40℃程度まで冷ます


これらの手順をできるだけ、負担なくできる方法を個々に紹介していきます。

煮沸した哺乳瓶の準備

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哺乳瓶は、240mlくらいまで調乳できる大きいものを3本~4本準備します。哺乳瓶は、160mlくらいの小さいものもあります。

新生児の頃ならば160mLで十分ですが、月齢が進むにつれて、赤ちゃんのミルクを飲む量も増えるので、母乳育児に完全に切り替えるという場合以外は、大きいものを準備することをおすすめします。

また、赤ちゃんの授乳間隔は、ミルク育児の場合は3時間~4時間といわれています。そのため、3本あれば、約9時間程度の調乳するための哺乳瓶を確保することができます。

哺乳瓶の煮沸は、電子レンジでできるものを選ぶことをおすすめします。電子レンジで煮沸できるものは、3本まとめてできるものや1本からできるものなどもあるので、ミルク育児の状況に合わせて選びましょう。

1本だけのものならば、持ち運びも楽チンで、外出先でも電子レンジがあれば簡単に哺乳瓶の煮沸ができるので、外出の頻などの生活スタイルに合わせて準備しましょう。

飲むだけの粉ミルクを測る

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飲むだけの粉ミルクを測ることも工夫しましょう。粉ミルクは一般的に、800g程度の大きな缶で売られていて、そこから必要量を測りとって哺乳瓶に入れて調乳します。

しかし、夜の授乳のときや睡眠不足のときは、どのくらい量はかったのか混乱してわからなくなってしまいます。そんな時にはキューブ型のミルクスティック状の粉ミルクが売られているので、それを使いましょう!1スティック100mLに調乳するというものならば、サッと調乳することができます。

また、ミルカーといって、粉ミルクを小分けできるものがあります。大きな缶から自分でミルカーに小分けしてあらかじめ準備しておくこともできます。

70℃以上の湯で粉ミルクを溶かす

測りとった粉ミルクは70℃以上の湯で溶かします。70℃以下では、粉ミルクが十分に解けないため、調乳には、70℃以上のお湯が必須です。

常に一定温度を保つポットなどがあれば問題なしですが、ケトルで適宜沸かすという場合は、保温能力の高い水筒を準備しましょう。

日中の頻回授乳のときも、水筒から調乳すれば早いですし、万が一ミルクを冷ましすぎてしまった場合は、水筒のお湯で湯煎してあげればすぐに適温に戻すことができます。

40℃程度まで冷ます

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最後に40℃程度までミルクを冷ます方法ですが、赤ちゃん用のミネラルウォーターを上手に利用しましょう。

少量の70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かしたところに、ペットボトルのミネラルウォーターで目的の量までメスアップすれば、適温に調整することができます。

赤ちゃんへのミネラルウォーターの使い方については、「赤ちゃんにミネラルウォーターをそのままあげたい!!いつから飲めるの??」こちらの記事で詳しく紹介しているので、ご参照ください。
赤ちゃんにミネラルウォーター!そのまま飲めるのはいつから?

外出先の情報を手に入れる

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ミルク育児の場合、外出ときには、哺乳瓶、湯、粉ミルクを準備していかなければなりません。しかし、最近の授乳室はとってもすごいんです。

デパートの授乳室には、電子レンジお湯の出るウォーターサーバーがあるので、電子レンジで煮沸できる容器、哺乳瓶1本、スティック状の粉ミルクを回数分程度持っていれば、かなりの時間の外出が可能になります。

外出先の授乳室の情報を手に入れ、それに合わせた外出時の荷物を調整しましょう。

サンプルをもらって、色々なミルクを試そう

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ミルク育児はミルク代がかかります。多くの赤ちゃんは、産院で初めてのミルクを飲むので、退院後も同じミルクを継続することがあります。しかし、ミルクの価格も安いものから高いものまで様々です。

赤ちゃんは月齢がすすめば、ミルクを飲む量も増えてくるので、ミルク代はとても悩みどころです。しかし、ミルクはメーカーによって、味が異なるので、慣れない味に赤ちゃんは嫌がってしまうこともあります。

ドラッグストアなどで販売されているミルクは800gという大きな缶で売られているため、新しい味を試して、嫌がられたら、たくさんの量を処分しなければなりません

そこで、ミルクを変更する場合は、ミルクメーカーに相談してサンプルをもらうことができます。数回分のサンプルを提供してもらえれば、お試し間隔で、赤ちゃんやママも味見ができます。

我が家は、大きな缶を購入する方法しか知らなかったため、大量に処分するということになってしまいました。ぜひ、サンプルをもらって、ママも一緒にテイスティングしてみてください。

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まとめ

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ここではミルク育児のデメリットの解消法を紹介してきました。

ミルク育児のデメリットの解消法は、次の3つです。

  • 調乳するためのグッズの準備
  • 外出先の情報を手に入れる
  • サンプルをもらって、色々なミルクを試す


この解消法を、ぜひ出産前にイメージトレーニングをしてみてください。

産院によっては、母乳推進の場合もありますし、産後の入院中から十分に母乳が出る方もいらっしゃると思います。母乳量が十分でなくても、退院日までに自宅に哺乳瓶やミルクの準備ができていればOKです。

そのため、出産前にミルク育児について、パパとママがイメージトレーニングをしておけば、産後、インターネットなどで購入することができます。私のように、退院後、慌てて哺乳瓶などを準備することもなくなります。

初めての慣れない育児に、授乳以外にもたくさん戸惑うことがあります。ミルク育児について、できるだけ悩まないようにするためには、ここで紹介したような方法を事前にイメージして、気持ちの準備をしておくことが大切です。

笑顔でミルク育児をすすめるためにも、パパも一緒に考えてもらいましょう。