幼い子供を持つ働くパパやママは職場復帰する際には、保育園や幼稚園の確保が必須条件になりますよね。
そんな保護者が子供を保育所に入所させるために行う活動を、最近では、保活なんていうんですよ!
保活は、保育所を探すだけでなく、入所できるように保育所とコンタクトをとったり、行政とのやりとりをしたりと、やることはたくさんあります。
私も初めての0歳児育児に奮闘中の新米ママです。
現在、私も必死に保活中です。でも、私の場合は、保活のスタートが遅すぎて、もう、職場復帰できないかも…という状況です。
私のように完全に保活の波に乗り遅れないように、保活はいつからスタートするのがおすすめか、保活のやり方などについて、詳しくお伝えします。
目次
保活はいつから始めたらいいの?
最初に保活はいつから始めるのがよいのかを学びましょう。
保活をスタートするのは、ベストなのは妊娠中からです!
妊娠して、妊娠5ヶ月や6ヶ月の安定期に入った頃から、保活をスタートするのが、最も色々な情報収集もスムーズですし、復帰後の自分の働く環境整備についても、産休前に会社と相談することができます。
特に、待機児童が多い地域にお住まいの職場復帰を考えているママは、妊娠中からの活動はほぼマストです。
待機児童が多いということは、保育所に入れないお子様が多いということになるので、その地域で保育所に入所させるためには、早いタイミングから入所の手続きを進めていくことがとっても大切です。
出産後、約1年間、育休をとるママが多いのが現状です。そのため、1歳での保育所への入園は、とっても込み合います。
そのため、絶対職場復帰をするという方の中には、0歳児から保育所に預けて始めて、少し早めに職場復帰するなんて方もいるといわれています。
しかし、最近では、0歳児から保育所に預けるママも増えてきていて、保育所の0歳児枠がどこもいっぱいなんてこともあるのが現状です。
私の住んでいる地域も、待機児童が多い地域です。しかし、私は、出産後から保活をスタートしたため、完全に乗り遅れてしまいました。
乗り遅れてしまうと、子供を預けたいタイミングと、保育所の入所の時期がずれるなど、すべてが後手に回ってしまいます。職場復帰をイメージしている方は、安定期に入ってから動ける内に保活をしておくことをお勧めします。
さて、保活は、妊娠中からスタートということを説明してきました。
保活は入所する保育所が決まれば、明日からすぐに預けられるかというと、そうではないこともあります。
次に、私の経験した保活内容を簡単に紹介します。
実際の保活内容!
実際に保活をする時には、事前に必要なことがあります。
それは次の2つです。
- プレ保育・お試し保育
- 離乳食の進み具合
それぞれ順番に解説していきます!
プレ保育・お試し保育
保育所に入所は、”来月から丸1日よろしくお願いします。”というわけにはいかないこともあります。
保育所の中には、プレ保育やお試し保育といった、1日数時間からお子様が保育所の環境に慣れていくための時間を取ることが求められます。
私の地域の保育所のほとんどは、プレ保育をしていない方は、入所不可でした。
プレ保育が必要な場合、慣れてきてから、本格的に1日保育がスタートするということになります。
保育所の求めるプレ保育期間は、1カ月程度のところが多いといわれています。プレ保育中の1カ月は、1週間に1~2回程度、お子様が保育所で、午前中だけ過ごす、午後1時まで過ごすなどの短時間でのお預かりになります。
そのため、職場復帰のタイミングよりも前に、入所する保育所がほとんど定まっており、プレ保育を実施しておかなければ、職場復帰ができないということになってしまいます。
離乳食の進み具合
0歳児で保育所に預ける場合は、離乳食の進み具合なども、かなり保育所からチェックされます。
私が保活で見つけた保育所では、離乳食は、自宅からの持ち込みしかダメというところがありました。
この離乳食持ち込みの保育所では、自宅で食べた食材をそのまま保育所で与える約束になっているため、基本的にお子様は市販のレトルトで離乳食をほとんど進めるという状況になるとの説明でした。
そりゃそうですよね。保育所で離乳食を食べるために、自宅でアレルギーなどの反応がでないか、試してからでないと、持ち込めないってことになるんですもの。
一方で、保育所で離乳食を手作りしてくれるところもあったりして、施設によって本当に違いがあるので、本当にどの施設にするのか迷ってしまいます。
ここまで保活を始めるタイミングの説明をしてきましたが、これだけで、頭がパンクしそうなくらいな状況ではありませんか?
まだまだ、保活に関する大切なことがあります。
次の項では、保活の具体的なやり方について、詳しくお伝えします。
保活のやり方
保活のやり方のポイントは次の4つがあります。
- 地域の保育所に関する情報収集
- 自治体への支給認定方法の確認
- パパと保活の進め方の相談
- 勤務先と産後の勤務状況に関する相談
それぞれについて詳しく紹介していきます。
地域の保育所に関する情報収集
保活で最も大切なことは、地域の保育所に関する情報収集です。
情報収集は、何を行うにも絶対にマストです。
情報収集は、ネットが主流で、市役所のホームページなどでは、保育所の空き状況などを毎月情報提供されていることがあります。
ネットで情報収集するのもおすすめですが、市役所などの子育て支援センターに足を運んで、職員の方から、複数の保育所の情報や入所のコツなどの情報をまとめて入手することもおすすめです。
私も最初は、個々の保育所の情報をネットで収集していましたが、どこの施設がいいのかさっぱりわかりませんでした。
そこで、子育て支援センターに行ってみたところ、地域全体の認可保育所の入所状況や特徴、無認可保育所の情報などを一度に入手することができて助かりました。
自治体への支給認定方法の確認
地域の認可保育所に入所するためには、自治体で支給認定される必要があります。
これは、ちゃんとパパやママが仕事に出ているのかなどの情報や、前年の所得税などに関する情報も必要な場合があります。
所得税などの情報は、勤務先から情報を得る必要もあるため、産休前にある程度、勤務先に必要な情報について相談するためにも、早めに手続きなどの方法を確認しておきましょう。
パパと保活の進め方の相談
ある程度、地域の保育所の情報が入手できたら、パパと保活の進め方について相談しましょう。
保育所に入所するためには、プレ保育が必要な場合もあります。複数の保育所での掛け持ちでプレ保育をしなくてはならないこともあります。
また、保育所に入所ができない地域であれば、入所しやすい地域に引っ越しするという方法もあります。
最後に、保育所が決まらない場合は、いつまで保活を続けるのか、職場復帰をどうするのかなど保活の方針をしっかり最初の段階で決めましょう。
もちろん、最初に決めた方針は途中で方向修正されることも多々あります。
我が家は、保活スタート時は、保育所が見つかるという前提で方針を決めて動いていましたが、途中見つからないかもという状況になり、方針を修正して、現在も頑張っています。
勤務先と産後の勤務状況に関する相談
出産後、職場復帰をしても、子供の体調不良などが原因で、パパやママは、元通りの勤務状況に戻るのに時間がかかる場合があります。
そのため、産後の勤務状況を時短勤務ができるのか、どのくらい優遇制度があるのかなどを、産休に入る前に確認しましょう。
これも、保活を妊娠中にしておくことで、産休に入る前に職場で相談が可能になります。
まとめ
保活って、やらなければならないことが山盛りです。
だから、保活を始める時期は、妊娠中から、動ける内に動いておくことが大切です。
私の場合、産後4カ月から保活を始めました。でも結局1カ月くらいは情報収集に時間がかかってしまい、保育所などに足を運びだしたのが、生後6ヶ月になってからでした。
これは、本当に遅すぎました。保育所も空きがなく、プレ保育もいっぱいで受付できないというところばかりでした。
また、保活が順調に進まないと、焦りも出てきて、子供のお世話と保活のスケジュールで、いっぱいいっぱいになってしまいます。
皆さんはできるだけ妊娠中から保活をすることをお勧めします。
私の保活はまだまだ、続いていますが、どこまでやり続けるのかを、現在夫婦で話し合っている最中です。
よくも悪くも、職場復帰のタイムリミットは迫ってきます。そんな中でも、お子様との時間を大切にしてくださいね。
私も頑張っています。一緒に頑張りましょうね!