赤ちゃんって、ぷにぷにしていて、足や手をバタバタ動かしたりしてかわいらしいですよね。

1歳未満の赤ちゃんは、ほとんど言葉を話すことができないので、感情表現をするときに、体全体を使います

例えば、嬉しいときに、声を上げて笑う、手足をバタバタ動かす、嫌なこと、痛いときには、全身を使って大声で泣くなどです。

月齢が進むにつれて、笑顔の種類や、鳴き声も色々な感情によって違いがでてきたりするものです。

私も初めての0歳児育児に奮闘中の新米ママです。

最近、子供の泣き声で、本気で嫌がっているときと、ただ親の気を引きたいだけの泣き方など、違いがわかるようになりました。

そこで、私の育児体験などを紹介しながら、赤ちゃんの感情表現について、わかりやすくお伝えします。

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目次

赤ちゃんの感情表現~生後3ヶ月まで~

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最初に赤ちゃんの感情で、生後3ヶ月くらいまでの表現について学びましょう。

赤ちゃんは、成長に伴い、様々な感情表現を身につけていきます。

生まれたばかりの赤ちゃんにある感情は次の3つといわれています。

  • 満足
  • 不快
  • 興味


それぞれについて詳しく説明していきます。

満足

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赤ちゃんは、生まれた直後から、ミルクや母乳を飲んで大きくなります。

お腹の中にいたころは、ママからへその緒を通して栄養をもらっていましたが、生まれてからは、自分で一生懸命栄養を摂取しなくてはなりません。

満足という感情は、お腹がいっぱいになって、空腹が満たされたという感情を中心に発達していきます

この感情は、赤ちゃんの生命を守るためにも大切な感情の一つです。

この満足という感情が発達していくと、喜び、笑顔などの喜びや楽しいという感情につながっていきます。

生後3か月までの赤ちゃんは、日中の満足の感情が多いほど、眠っているときのほほえみ(新生児微笑)の頻度が高まるともいわれています。

新生児微笑については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、良ければご覧ください。
赤ちゃんを可愛いと思う理由!大人をメロメロにする武器とは?

不快

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先ほどの満足とは、反対の感情の一つが”不快”という表現です。

不快という表現は、空腹や眠気などのニーズが満たされていないときに泣くという表現で現れます。

新生児のときは、空腹などは命に関わるため、不快という表現は、最も発達している感情の一つになります。

この不快という感情から、悲しみ、怒り、嫌悪といった複雑な感情が発達していきます。

興味

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個人差はありますが、赤ちゃんには、興味という感情があります。

生まれたばかりの赤ちゃんは、目がまだ十分に見えていないものの、パパやママの顔やおもちゃを一生懸命みたりすることがあります。

これは、目に映るものなどに興味を示していることになります。

この興味の感情は、成長するにつれて、驚きと恐怖という感情の発達につながっていきます。

赤ちゃんは生まれた世界について、興味という感情で生まれながらにして学ぶ術を持っているなんて、面白いですよね。

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分が生きていくために、満足、不快、興味の3つの感情をフル活用しています

それらの感情に対して、パパやママが反応して応えることで、3つの感情はさらに、複雑に枝分かれしていくといわれています。

次の項では、生後6ヶ月までに身につく感情について詳しく説明していきます。

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赤ちゃんの感情表現~生後6ヶ月まで~

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赤ちゃんは、人の感情の基本的な表現である6つを、生後約6ヶ月~8ヶ月までに身につけるといわれています。

生後6~8ヶ月までに身につける感情は、次の6つです。

  • 喜び
  • 驚き
  • 悲しみ
  • 怒り
  • 恐れ
  • 嫌悪


これらの表現は、生後3ヶ月まで、ほぼ3つであった感情が、パパやママ、おもちゃなどの外からの刺激を生活環境から受けたり学ぶことで、複雑に進化してできあがります

6つの感情の発達の程度は、赤ちゃん個人の性格や、生活環境によって異なるといわれています。

ある研究者の報告では、紛争が続く地域の赤ちゃんは、恐れや嫌悪といった不快の感情が発達し、反対に喜びの感情の発達が乏しいといわれています。

特にこれらの6つの基本感情は、赤ちゃんの生命を危機から守るために重要な役割をしているため、生活環境などがとても影響してしまうことになります。

赤ちゃんの6つの基本的感情を豊かに発達させるためには、赤ちゃんを身近にお世話するパパやママの応対などの関わり方がとても重要になります。

その関わり方のポイントについて、私の地域の育児教室で紹介されていた内容を次の項で詳しく紹介していきます。

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赤ちゃんの感情表現の育て方

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赤ちゃんは、1歳前後になると、パパやママの言葉の意味を理解し始め、簡単な意思疎通ならば、コミュニケーションを取ることができるようになります。

一方で、月齢の低い1歳未満の赤ちゃんは、言葉を理解することなどは、難しい状況です。

しかし、生後6ヶ月で、赤ちゃんの感情表現がかなり形成されているのも事実です。

赤ちゃんが感情表現豊かになるためには、1歳未満の赤ちゃんと、パパやママなどの一番近くでお世話をする人の応対が重要となってきます。

私の地域の育児教室で紹介されていた1歳未満の赤ちゃんの感情表現の育て方のポイントは次の3つです。

  • 赤ちゃんの目を見て話す
  • 大きな声を突然出さない
  • オーバーリアクションを取る


それぞれの項目について詳しく紹介していきます。

赤ちゃんの目を見て話す

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赤ちゃんは、パパやママの顔の表情をよく見ています。

とりわけ、パパやママの目をよく観察しています。

参加した育児教室で、目を見てママが優しい声で話かけると、笑顔になりますが、同じ声で目を見ないで話しかけると、眉間にしわを寄せて、不快な表情を赤ちゃんがするという映像をみました。

それだけ、赤ちゃんと目を合わせて会話をすることは、赤ちゃんがパパやママの表情を認識して、安心や喜びなどの感情を持つことができるといわれています。

大きな声を突然出さない

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1歳未満の赤ちゃんは、音など色々な刺激にとっても敏感です。

近い年齢の兄弟がいれば、生活空間にバタバタ、ドタドタという慌ただしい音であふれますが、初めての育児などは、大人と赤ちゃんだけの空間になることが多いですよね。

そうすると、赤ちゃんが寝ていたりすると、大きな音を出さないようにしようなど、赤ちゃんに合わせてしまいます。

でも、赤ちゃんが危険なものを持ったり、頭をぶつけそうになったりすると、つい、「危ない!」と大声を突然出してしまうこともありますよね。

私は、離乳食を上げているとき、私の手元に子供が手を伸ばしてきて、振り払ったりするときに、「やめて!」や「危ない!」などの言葉を突然出してしまいます。

そうすると、子供は、体全体でビクっと驚き、どんどん顔が歪んで、真っ赤な顔をして泣き出してしまいます。

赤ちゃんにとって、突然大きな音や声がするのは、感情を一気に緊張させて、不快な状態にしてしまうので、注意が必要といわれています。

オーバーリアクションを取る

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赤ちゃんとコミュニケーションをとるときは、オーバーリアクションが大切です。

赤ちゃんは、無表情が一番嫌いと言われています。

しかも、赤ちゃんの視力は、生後間もなくは安定していないため、はっきりとパパやママの表情を読み取ることができません。

そこで、笑う、喜ぶ、ほめる、怒るなどの感情は、オーバーリアクションで赤ちゃんに伝えましょう。

わかりやすい表現をパパやママがすることで、赤ちゃんもそれを真似するように感情表現を学んでくれます

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まとめ

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赤ちゃんの感情表現は、生まれた直後は、満足、不快、興味の3つが、成長するにしたがって、喜び、驚き、悲しみ、怒り、恐れ、嫌悪に複雑に進化します。

これらの感情表現の全てを、パパやママなどの1番近くでお世話をしてくれる人から学んでいきます。

赤ちゃんの学習能力って恐るべしですよね。

育児教室で繰り返しいわれていたことは、「パパやママが笑顔なら赤ちゃんも笑顔。難しい顔をしていたら、赤ちゃんも難しい顔。赤ちゃんの感情表現は、パパとママの鏡のように忠実ですよ!」ということでした。

赤ちゃんだって、毎日、パパやママの眉間にしわがあったら、不安になっちゃいますよね。

育児に奮闘中は、1日中笑顔でいることは難しいかもしれませんが、できるだけ感情豊に育って欲しいですよね。

笑顔やオーバーリアクションをとるにも、パパやママの体や気持ちに余裕がなければできません。

私の場合は、1日子供と同じスケジュールで、昼寝をしたり、お座り練習、離乳食などをして過ごして、体や気持ちをリフレッシュしています。

毎日はできないですが、1週間に1日くらい、子供のためだけに時間を使う日、私はあってもいいかなと思いますよ。だって、一生ではないですし!パパにも上手に協力してもらって、ぜひやってみてください!