仕事で疲れたり、寝不足な日が続いたりすると、ちょっとしたことに怒りっぽくなってしまったり、イライラしてしまうことが多くなりますよね。
そんなイライラの原因って、単に疲れたり寝不足かなと思っている方、実は、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
男性の方は、女性の方が生理前後に、イライラしたり、怒りっぽくなってしまうという経験はありませんか?
我が家の主人も私の生理前後は、触らぬ神に祟りなし!という扱いをしてくれます。私も自分でもどうしてこんなにイライラしてしまうんだろうと悩んでいました。
ここでは、イライラするのはホルモンバランスが崩れることが原因の理由やイライラの解消法について、詳しくお伝えしていきます。
目次
イライラする原因はホルモンバランスの乱れ?!
最初に、イライラに関係するホルモンについて見ていきましょう。
イライラに関連したホルモンは、次の3つです。
- エストロゲン
- プロゲステロン
- テストステロン
人の体は様々なバランスが絶妙に保たれています。ホルモンも人の体を正常に動かすためにはなくてはならないものです。
それぞれのホルモンとイライラの原因について説明していきます。
エストロゲンとプロゲステロン
エストロゲンとプロゲステロンは女性ホルモンです。この2つのホルモンは、女性のイライラの原因に深く関与しています。
女性の方は、周期的に起こる月経の前後は、イライラなどの気分のムラがおこったりする経験がありますよね。
私も、月経前は、ほんの少しのことがきっかけで、イライラしてしまって、自分でもどうしてこんなに怒りっぽくなってしまうのか、疑問でした。
女性は月経前後で、ホルモンの状態が変わります。エストロゲンとプロゲステロンは、月経の前半は、エストロゲンが関与し、後半ではプロゲステロンが関与します。
エストロゲンは、月経によって脱落した子宮内膜を作り替え、卵胞を育てるなどの働きをします。一方、プロゲステロンは、子宮内膜を脱落させるなどの作用があります。
女性の体は、月経後から排卵までの期間はエストロゲンが作用していて、排卵後に急激にプロゲステロンが分泌されます。
このホルモンの変化に体がついていかず、ストレスと感じてしまい、イライラするなどの気分のムラが起きてしまうといわれています。
テストステロン
男性は女性と違って、周期的なホルモンバランスの乱れは起こりにくいといわれています。
しかし、男性のイライラの原因にもテストステロンという男性ホルモンが関与しています。
男性も高齢になると、テストステロンの分泌が低下してきます。男性の体は、普段、テストステロンとストレスに関連するコルチゾールと呼ばれるホルモンとでバランスをとっています。
高齢になり、テストステロンの分泌が低下することで、体の中のテストステロンとコルチゾールのバランスが崩れることに、体が対応できず、イライラなどの気分のムラが生じてしまうといわれています。
女性も高齢になることで、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が低下します。
その結果、男性も女性も、高齢になるとホルモンバランスが崩れることが原因で、イライラしてしまうともいわれています。
高齢の方が怒りっぽく、イライラの原因には、女性ホルモンや男性ホルモンが低下していることも関係があるといわれています。
さてここまでは、イライラとホルモンの関係を詳しく紹介しました。原因となるホルモンは、女性ホルモンや男性ホルモンだったんですね。
女性は特に、月経周期でホルモンバランスが変わってしまうため、男性よりもイライラしやすいなんてレッテルを貼られやすいんですね。
ホルモンの影響でイライラしてしまうとわかったならば、そのイライラを解消する方法を身につけたいですよね。
私は、運動が苦手ですし、普段の生活で運動をする時間も無いのが減少です。そこで、次の項では、イライラを解消する食品を中心に紹介していきます。
ホルモンの影響を吹っ飛ばそう!
ここからはホルモンによるイライラを解消する方法を紹介していきます。
男性も女性もイライラを解消には、次の3つの食品を摂取するのがおすすめです。
- 大豆イソフラボン
- ポリフェノール
- 炭酸水
それぞれについて詳しく説明していきます。
大豆イソフラボン
イライラを改善する食品は、大豆イソフラボンがあります。特に女性は、大豆イソフラボンを摂取するのがおすすめです。
大豆イソフラボンは、体の中で、女性ホルモンのエストロゲンに似た効果があるといわれています。そのため、女性ホルモンのエストロゲンが減少しておこるイライラの症状を軽減する作用があります。
また、エストロゲンは、女性をストレスから守るのにとても深く関与しています、さらに、エストロゲンは男性の体の中でも量は少ないですが存在します。
女性も男性も、加齢に伴い、すべてのホルモン分泌が減少しています。その減少したホルモンを大豆イソフラボンで補うことができるというわけです。
大豆イソフラボンは、豆乳や豆腐、納豆などから簡単に摂取することができます。スターバックスなどでも豆乳を利用したソイラテなどもあるため、意識的に摂ってみるのもいいですよね。
ポリフェノール
イライラしている状態は、自律神経の乱れが原因であるともいわれています。
そんな自律神経の乱れを整える効果を持っているのは、ポリフェノールです。
ポリフェノールは、根菜類の皮などに多く含まれています。ポリフェノールには、自律神経を整えるだけでなく、ストレスなどによって発生した活性酸素を除去する抗酸化作用があるため、活性酸素による細胞への攻撃も減らすことができます。
ポリフェノールは、チョコレートやココアなどにも含まれていますので、仕事で疲れた時に、気分転換でチョコレートやココアを飲むだけでもOKですよ!
炭酸水
イライラしているときには、筋肉も硬くなり、血流も低下していることがあります。血流が悪くなると、さらにイライラを悪化させる悪循環になります。
炭酸水には、血流を促進する効果があります。美容関係では、肩こりに炭酸水のミストをかけると血流が改善して肩こりが軽減するといわれています。
さらに、炭酸水は、体の中の乳酸を体外に排泄する効果もあるため、疲労回復効果もあるんですよ。
私は、仕事の合間に炭酸水にレモン汁を入れて飲んでいました。ビタミンCも摂取できますし、炭酸水が適度にお腹を膨らませてくれるので、ダイエットにもなりますよ。
まとめ
イライラは、ホルモンの乱れが原因であることを深く学ぶことができました。
特に関連するホルモンは、次の3つがあります。
- エストロゲン
- プロゲステロン
- テストステロン
これら3つのホルモンは、女性ホルモン、男性ホルモンに深く関与しています。人の体は加齢に伴い、ホルモンの分泌が低下してきてしまうため、イライラしやすくなってしまうのです。
そんなホルモンの低下によるイライラを軽減してくれる食品は、次の3つを紹介しました。
- 大豆イソフラボン
- ポリフェノール
- 炭酸水
これら3つの食品は、私達の生活の中で簡単に摂取できます。また、ポリフェノールや炭酸水などは、仕事中でも摂取できるので、デスクの中に忍ばせておくのがおすすめです。
対人関係や社会生活をしていれば、イライラしないことはほとんど不可能な状態です。イライラと上手に付き合っていきましょうね。