久々に体を動かして気持ちよくなった後にやってくるのが筋肉痛!さび付いた体を頑張って動かした証でもありますが、筋肉痛は嫌ですよね。

そんな筋肉痛を早く無くす方法があるなら、皆さんやってみたいですよね。

筋肉痛の治し方は、いくつかのポイントを抑えるだけで、簡単に実践できます。でも、間違った治し方をしていると、反対に筋肉痛を悪化させてしまうかもしれません。

体には色々な個所の筋肉があって、それぞれ筋肉痛を起こすのですが、ここでは、最も痛みが気になる太ももをテーマにしたいと思います

太ももの筋肉って、体を動かしたりした後、痛くなりますよね。しかも、日常生活で歩いたり、立ったり座ったりなどの動作の度に筋肉痛を感じて嫌なものです。

私はあまりにも太ももの筋肉痛がひどすぎて、こんなことなら運動しなきゃよかった!なんて思ってしまったこともしばしばあります。

皆さんは私のように太もものひどい筋肉痛に悩まないように、太ももの筋肉痛の治し方を一緒に学んでみましょう。

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目次

筋肉痛が起こる仕組み

筋肉痛の治し方を学ぶ前に、筋肉痛が起こる仕組みについておさらいしましょう。

昔、学校の先生などに、「筋肉痛は筋肉を強くするために必要な痛みなんだ。痛みが出ているってことは筋肉を太く強くしているんだぞ!」なんて言われた経験ありませんか?

私は運動が大の苦手で、マラソンなど、後ろから数えた方が早いくらいの成績です。しかも、私自身が体を動かすのが苦手なので、隙あらば体育を見学したいと思い、体育の先生に、「運動しすぎで足が痛いから見学します!」って言っていました。

もちろん、体育の先生は先の言葉で、私は体育に参加することになっていたのですけれども…。

この筋肉痛の話は、間違いではありません。

人の体の骨や筋肉は、作っては壊しを繰り返しています。人は歩く振動だけで、筋肉や骨がわずかに壊れ、それを修復して壊れにくくするように体が動いているんです。

当然、運動をすればするほど、激しく筋肉は壊れます。壊れた筋肉では炎症が起こるため、発熱をしたり、痛みを感じるようになります。筋肉痛の原因はブラジキニンヒスタミンといった炎症の成分といわれています。

さらに筋肉痛の際には、筋肉内に大量の乳酸が溜まった状態です。この乳酸も筋肉の疲労と比例して増えて、痛みを発する原因となります。

人によって筋肉痛などの症状の出方に差はありますが、誰もが体の中で起きていることです。この筋肉痛は体の防衛反応の一種でもあるといわれています。

それは、痛いのにわざわざ体をもっと動かそうという人はあまりいませんよね。壊れた筋肉部分を修復するには、体の休息や時間が必要です。そのため筋肉痛を出現させて、体を休息させているともいわれているんです。

しかし、本当のところ、筋肉痛の原因って、明確になっていないことも多くあるともいわれています。これからの未来に、筋肉痛は、何か他の目的があって体が発しているサインなんてこともあるかもしれませんね。

筋肉痛の原因は炎症であることをおさらいしました。つまり、筋肉痛の治し方は炎症をいかに早く取り去るかがポイントなんです。

次の項では、筋肉痛の治し方で太ももをテーマに詳しく説明していきます。

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太ももの筋肉痛の治し方

筋肉痛の治し方で太ももをテーマに説明していきます。

太ももは人の体の中で大きな筋肉の一つです。太ももは人の体の約半分もある足を動かすためにはなくてはならない筋肉です。

お風呂で足を水に浮かべて、その水の表面から足を出してみてください。意外とよいしょ!と言ってしまいそうなくらい、足って重たいんですよ。また、家族の誰かの足を手で持ちあげることでも重さを体感できます。

そんな太ももの筋肉痛の治し方のポイントは次の2つがあります。

  • 血流を良くする
  • 湿布やマッサージはしない


それぞれについて詳しく説明していきます。

血流を良くする

太ももの筋肉痛を早く治すためには血流を良くすることがポイントです。

血流を良くするためには、次の2つが効果的です。

  • 炭酸水を摂取
  • 温めのお風呂に20分くらいつかる


筋肉痛の際は、筋肉を修復したり、乳酸を筋肉から体外に排泄するという働きがあります。これらの働きは、血流によって支えられています。

血流に、筋肉修復に必要な栄養素や酸素が運ばれてきますし、筋肉に溜まった乳酸は血流によって尿や便と一緒に体外に排泄されます。

血流が悪ければ、筋肉の修復も、乳酸の排泄もノロノロになってしまい、筋肉痛が長引くだけということです。

これを改善するのが、炭酸水を飲んだり温めのお風呂につかることです。炭酸水は血流を促進する効果があります。炭酸のお風呂などに入ると、体に無数の泡がつきますよね。この泡が炭酸水を飲むことで中から血流を良くしてくれるという仕組みです。

また、40℃前後の温めのお風呂に20分程度つかることで、血流がよくなります。熱いお風呂に短時間では、一時的に血流は良くなりますが、お風呂から出た後に、急速に血流が悪くなって、結果、血流が悪い状態になってしまいます。

お風呂で血流を良くするには、温めのお風呂がポイントですので、覚えておきましょう。

湿布やマッサージはしない

太ももの筋肉痛を早く治すためには。湿布やマッサージはしないことも大切です。

血流を良くした方が良いって言ってたじゃない!と思われる方もいらっしゃいますよね。

湿布やマッサージは、確かに血流を良くしてくれます。でも湿布もマッサージも基本的には、局所しか血流を改善してくれません

太ももは体の中でも大きな筋肉です。そこに大量の乳酸や筋肉を修復させなければならない条件があるんです。太ももだけ血流を良くしても、結局、体全体の血流が良くなければ、乳酸の排泄は進まないし、筋肉修復に必要な栄養素も十分運ばれてこないということになってしまいます。

トレーナーの方などにやってもらうマッサージの場合は、体全体の筋肉を順番にほぐして、全身の血流が良くなるため効果があります。しかし、自己流で行うマッサージは逆効果なのです。

私の知り合いのマッサージをする方は、肩こりでも、足首からほぐし、ふくらはぎ→ふともも→腰→背中→肩→首の順で施術されます。こうしないと、肩の筋肉に溜まった老廃物を体全体に流せないんだそうです。

忙しいときは、肩だけやってよ!なんて思ってしまいますが、それでは意味がないということなんですね。

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まとめ

筋肉痛の治し方を太ももをテーマに説明してきました。

筋肉痛の原因は、壊れた筋肉部分で起こる炎症や乳酸が溜まることでおこります。

これらの筋肉痛が太ももで起こった場合の治し方は次の2つがポイントです。

  • 血流を良くする
  • 湿布やマッサージはしない

とにかく、筋肉痛と早くおさらばするためには、血流を良くすることが大切です。血流を良くする具体的な方法は、炭酸水を飲むことと、温めのお風呂に20分程度つかることです。

体全体の血流を良くすることが大切なので、湿布や自己流のマッサージで部分的にやっても意味がありません。

私は、とにかく運動が苦手です。私の筋肉痛も、体を動かしたくて動かしたのではなく、子供のお世話で仕方なくという状態です。そのため、ストレッチをしようなどのことはできるだけやりたくない!

そんな私でも、炭酸水を飲むや、お風呂につかるくらいならば、簡単にできました。準備もいらないし、お風呂につかりながら炭酸水でフルーツビネガーを割るなんてことをして楽しんでいます。

皆様も簡単なので、お試しくださいね。