5月頃からスーパーの店頭にならぶ枝豆。さっとゆでて、お酒のおつまみにもなるし、ごはんに混ぜて枝豆ごはんなど、美味しいですよね!
旬の枝豆は甘くて、旨味もいっぱいです。私は、いつも電子レンジでチンして、枝豆を調理していたのですが、電子レンジで加熱しすぎて、枝豆がしなしなになってしまうこともありました。
また、電子レンジで加熱したものに塩を振って食べていましたが、上手に混ざり合わないと、枝豆と塩が口の中でバラバラになってしまいイマイチ美味しくありません。
そこで、枝豆を美味しく食べる方法を調べてみたところ、美味しくなるゆで方を発見しました。
私は、食事の準備をできるだけ時短で済ませる!ということを意識しています。枝豆をゆでる際にもフライパンを使った、時短調理を心がけています。
というわけで、ここでは、枝豆の美味しいゆで方と、フライパンを使った時短調理法について紹介していきます。
目次
枝豆をフライパンを使って時短調理!
早速、枝豆の美味しいゆで方を紹介していきます。
枝豆は高温で短時間ゆでることで、ふっくらとして口の中にいれたときにはじけるような食感が残ります。
ゆで方は簡単です!塩水を作って、さっとゆでるだけです。
- 塩分濃度が4%となるように塩を測る
- 枝豆を枝から外して、両端のさやの部分をキッチンばさみで切る
- 40gの塩の内、10g程度を使ってさや切りした枝豆を塩もみする
- 1Lの沸騰した水をフライパンに準備して、30gの塩分を入れ、枝豆をいれる
- 約5分程度ゆでる
- ザルにあけて、うちわなどで手早く冷ます
※水1Lに対して、40gの塩を準備しましょう
※さや切りといって、塩味がしみこみやすくなります。
※5分以上ゆでると枝豆の旨味成分が出てしまうので、注意!!
※流水で洗ってしまうと、塩分が取れてしまうし、べちゃっとした食感になるので注意してください
これだけです。
コツはたった1つ、4%の塩水を用いて短時間ゆでることです。フライパンは、熱伝導に優れているので、短時間で調理するときには重宝します。塩分が枝豆の甘味を引き立ててくれ、口の中ではじけるような食感も残ってGOOD!
さらに、枝豆を手早く冷ますことで、旨味をぎゅっと閉じ込めることができます。
また、さや切りが面倒という方はそのまま塩水でゆでて、ザルにあけたあと、ゆっくり1時間程度と冷まして、塩分を中までしみこませる方法でも味がなじみます。
ゆでるときに塩水を用いることは、枝豆の甘味を引き立ててくれるだけでなく、他にも嬉しい効果があるので、次の項で具体的に説明していきます。
どうして塩分と一緒にゆでるの?
枝豆を塩と一緒にゆでると美味しい枝豆になる仕組みを説明していきます。
美味しい枝豆になる仕組みは
- 高温でゆでることができる
- 水分を保つ濃度
- 塩分の取りすぎにならないの?
です。
それぞれ具体的に説明していきます。
高温でゆでることができる
枝豆は高温で、短時間ゆでた方がふっくらとした食感が残ります。
水の沸点は100℃までにしかなりませんが、水に塩を溶かすと沸点は溶かしただけ高くなります。4%の塩分濃度では、沸点は101℃になるといわれています。
つまり、水よりも沸点が高くなるので、水よりもふっくらとした枝豆になるのです。
水分を保つ濃度
枝豆を美味しくゆでるためには、塩水を作って沸点を高くすると先の項で説明しました。
もちろん塩を溶かせば、沸点は高くなりますが、溶かしすぎてもNGです。塩分濃度が高くなりすぎると、今度は枝豆の中の水分が外に出てしまい、枝豆がしわしわで硬くなってしまいます。
4%の塩分濃度が枝豆の水分流出を最小限にし、ふっくら美味しい枝豆になるといわれています。
塩分の取りすぎにならないの?
40gの塩を測ってみると、ちょっとびっくりします。
こんなに大量に入れたら、塩分を取り過ぎるのではないかと私も不安になりました。
しかし、枝豆の周りにある、さやや薄皮には、塩分がしみこみにくいといわれています。そのため、塩分の取りすぎということにはならいのです。
だからといって、塩を入れすぎるのはNGです。量を守って、美味しい枝豆を食べましょう。
ここまで、枝豆の美味しいゆで方について説明してきました。
私も塩水で枝豆をゆでてみたところ、とっても美味しくできました。ふっくらとして口の中でプチっとはじけるような食感がたまりません。パパと二人で、お酒そっちのけで食べてしまいました。ごはんにまぜて枝豆ごはんにするのもおすすめです。
枝豆は土の中にできるため、水からゆでると思っている方もいらっしゃると思います。
美味しい枝豆のゆで方を調べていて、水からゆでるのはおすすめしないということがわかったので、次の項で詳しく説明していきます。
枝豆を水からゆでるのはおすすめできない!
野菜の調理方法には、土の中にできる”根菜は水からゆでる”ということがいわれています。
レンコンや人参などの根菜は、水からゆっくりと加熱することで、甘味が増すと言われています。枝豆も土の中にできますが、水からゆでてしまうのはNGです。
枝豆は、ゆですぎると、旨味成分が溶け出してしまうため、せっかくの美味しさが減ってしまいます。ぜひ、塩水で短時間で調理することをおすすめします。
まとめ
ここでは、枝豆のゆで方について説明してきました。
美味しく枝豆をゆでる方法は、
- 塩分濃度が4%となるように塩を測る
- 枝豆を枝から外して、両端のさやの部分をキッチンばさみで切る
- 40gの塩の内、10g程度を使ってさや切りした枝豆を塩もみする
- 1Lの沸騰した水をフライパンに準備して、30gの塩分を入れ、枝豆をいれる
- 約5分程度ゆでる
- ザルにあけて、うちわなどで手早く冷ます
です。
塩水をフライパンに作って、短時間ゆでるだけでOK。とっても美味しい枝豆になります。
我が家も枝豆を塩水でゆでるようにして、美味しく食べています。ただ、ゆでるとなると、フライパンも必要、ガスも必要となり少し大変です。
そのため少量のときは、4%の塩水を使って、電子レンジでチンしています。電子レンジで加熱するときは、高温になるように工夫することにしました。
我が家の電子レンジを使った枝豆の調理法は
- 枝豆をさやごと4%の塩水にくぐらせる
- ルクエにいれる
- 電子レンジ500Wで約5分加熱
です。
ルクエにいれることで、高温の蒸気で短時間でさっと調理することができます。我が家の電子レンジでは、お皿とラップでは、甘く美味しい枝豆はできなかったので、ルクエを使用するようにしています。
1人分などの少量を作るときには、電子レンジが重宝すると思います。
皆様もぜひ、塩水を使って枝豆を調理してみてください。