マヌカハニーって聞いたことありますか?スーパーで蜂蜜と同じ売り場にある、お高めの蜂蜜です。
でも、マヌカハニーには、普通の蜂蜜にはない効果がたくさんあります。私も友人から「ちょっといい蜂蜜だよ」とプレゼントしてもらいました。そして、マヌカハニーについて食べてみて、調べてみて、蜂蜜との違いに驚きました。
ここでは、マヌカハニーと蜂蜜の違いについて紹介していきます。
目次
マヌカハニーと蜂蜜の違い
早速、マヌカハニーと蜂蜜の違いについて説明していきます。
今回比較するのは次の4つのポイントです。
- 産地
- 味
- 抗菌作用
- 値段
それぞれ詳しく説明していきますね!
産地
マヌカハニーとは、ニュージーランドで、自生しているマヌカの木からとれる蜂蜜のことです。
マヌカハニーの産地は、ニュージーランドと限定されているものになります。
一方、蜂蜜は、世界各国で生産されています。ミツバチが集める花の種類によって、“アカシア”、“クローバー”など様々な種類があります。
私はスーパーで産地を気になってみてみたところ、中国産、カナダ産が多かったです。国産の蜂蜜も存在しますが、最近は採取した蜂蜜を加工してしまっているものが多く、加工により蜂蜜の抗菌作用などが失われたものもあるといわれています。
国産や外国産の蜂蜜を購入する際は、“純正”という言葉の書かれた、未加工のものを選ぶのがおすすめです。
味
マヌカハニーと蜂蜜の味は、結構違います。
主な違いはこうです。
- マヌカハニー:ハーブや薬のようなスッとした独特な味わい
- 蜂蜜:花の種類によって香や味が変化する
慣れ親しんだ蜂蜜の味を想定して、マヌカハニーを食べると、とてもびっくりすると思います。
私も友人からプレゼントしてもらって、食べてみて、「え!?、まずっ!」が第一印象でした。私は、薬というようなイメージが強くあります。
また、蜂蜜よりもマヌカハニーは舌触りがざらざらとした感じもありました。とにかく味は、全く異なりますので、食べるときには、少量を味見してからがよいと思います。
私は、紅茶にたくさん入れて、楽しもうと思ったところに、ショッキングな味で、思わず、口に入れた紅茶をゲ~っと出してしまいました。皆様はそうならないように注意してください。
抗菌作用
マヌカハニーと蜂蜜の抗菌作用の違いについて説明していきます。
マヌカハニーには、“メチルグリオキサール” という成分が含まれており、これが通常の蜂蜜の8倍もの抗菌作用があるといわれています。このメチルグリオキサールには、ピロリ菌やインフルエンザ菌などの様々な病原菌の成長を止める効果がたくさん報告されています。
マヌカハニーのメチルグリオキサールは加熱処理をしても、抗菌作用は変わらないといわれています。
一方、蜂蜜にも抗菌作用があります。
未加工の蜂蜜には、“グルコース・オキターゼ”という酵素が含まれています。これが体の中に入ると酸素を“過酸化水素”に変換します。
この過酸化水素に抗菌作用があり、過酸化水素は、コンタクトレンズの洗浄液などに用いられています。
マヌカハニーと違って、蜂蜜の酵素が過酸化水素を作り出すためには、次のような条件があります。
- はちみつが薄くなること
- 酸素が必要
- 加熱処理をしないこと
また、花の種類によっても酵素の働き方に違いがあるともいわれているため、抗菌作用の観点からは、マヌカハニーが優れていることがわかります。
マヌカハニーの抗菌作用を含めた効果効能については、「マヌカハニーの効果と効能!驚きの3つの作用を徹底解説!」で詳しく説明していますので、ご参照ください。
ここまで、マヌカハニーと蜂蜜の違いを、産地・味・抗菌作用の観点から説明してきました。
マヌカハニーと蜂蜜を比較すると、マヌカハニーの方が優れた抗菌作用があることがわかりました。でも、マヌカハニーは独特な味などクセがあります。
一方で、同じミツバチが作ってくれる食べ物に、プロポリスというものがあります。プロポリスにも、マヌカハニーと同じように抗菌作用があるといわれています。
次の項では、マヌカハニーとプロポリスの違いについて詳しく説明していきます。マヌカハニーや蜂蜜の味が苦手で食べられないという方は、ぜひ、次の項を読んでみてください!
マヌカハニーとプロポリスはどっちを選んだらよいのか?
ここでは、マヌカハニーとプロポリスの違いについて説明していきますが、最初にプロポリスについての知識を深めましょう。
この項では、次の2つのポイントについてそれぞれ詳しく説明していきます。
- プロポリスってどんなもの?
- マヌカハニーとプロポリスはどっちを選んだらよいのか?
順番に見ていきましょう!
プロポリスってどんなもの?
プロポリスは、セイヨウミツバチだけが、自分達の巣を守るために作り出す粘性の物質です。
セイヨウミツバチは巣を作る際に、できるだけ長く、頑丈になるように、体内の酵素と集めた花の成分を混ぜ合わせて、巣や入り口を補強するためにプロポリスを作り出します。
このプロポリスには、通常の蜂蜜よりも高い抗菌作用があり、巣の中は無菌状態が保たれているといわれています。
プロポリスには、マヌカハニーと同様にインフルエンザ菌などの様々な病原菌にも効果があるという報告もされています。
マヌカハニーとプロポリスはどっちを選んだらよいのか?
マヌカハニーとプロポリスには、同じような抗菌作用があることを説明しました。
じゃあ、どちらを選んだらよいの?とと迷うと思います。両方のポイントは以下の通りです。
- 独特な味
- 蜂蜜としてしか存在しない
- 抗菌作用以外にもビタミンなどの栄養素も含まれる
- ベタベタする
【プロポリス】
- 口に含んだ際に刺激がある。
- 錠剤の形やスプレータイプなどがあり、味は軽減される
- ベタベタしない
- 持ち運びしやすい
マヌカハニーや蜂蜜の味が苦手という方はプロポリスには独特なクセがないのでよいと思います。
また、職場などでサプリメントとしてとる場合も瓶で持ち歩かなくてすむのでプロポリスの方がおすすめです。
一方、料理や飲み物などに入れて摂取する場合は、マヌカハニーの方がよいでしょう。マヌカハニーのハーブや薬のようなスッとした感覚が嫌でなければ、様々な用途に用いることができるので、おすすめです。
まとめ
ここでは、マヌカハニーと蜂蜜の違いについて説明してきました。
マヌカハニーと蜂蜜の違いをおさらいすると次の通りです。
- 産地
- 味
- 抗菌作用
特に抗菌作用は、マヌカハニーは海外では、医療用として用いられることもあるくらい優れています。様々な病原菌に効果があるとされているため、味が苦手でなければ、毎日取り入れたいものです。
一方で、マヌカハニーは、通常の蜂蜜よりも値段が高くなります。蜂蜜は、花の種類によって香や味に変化がみられます。私は、ラベンダーの蜂蜜が大好きです。香も豊かなので、紅茶に入れても十分に楽しむことができます。
反対にソバの蜂蜜は、苦手です。自分にあった蜂蜜を探すことができるのも楽しみの一つですよね。
皆様も、マヌカハニーや蜂蜜の効果を知り、自分にあったものを選んでみてください。