出産後、ママが最初にぶつかるのが授乳方法ですよね。

私もミルク育児母乳育児か、または混合育児なのかと悩みました。私の場合は、我が子が2500gギリギリで生まれてきたため、産院での体重の変動は細かく指導されたこともあり、産後2ヶ月くらいまでは、毎日悩んでいました。

ここでは、ミルク育児のメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。

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目次

ミルク育児のメリット

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最初にミルク育児のメリットを説明します。

ミルク育児のメリットには次のようなものがあります。

  • ママの食事を気にしなくてよい
  • 授乳を代わってもらえる
  • 飲んだ量がわかりやすい
  • 赤ちゃんの授乳間隔が安定しやすい


それぞれ、詳しく説明していきます。

ママの食べる食事を気にしなくてよい

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ミルク育児は母乳育児と違って、ママの食事を気にしなくてよいことがあげられます。

母乳育児の場合は、甘いものの取りすぎなどで、乳腺炎を起こしてしまう、ママが貧血の場合は、赤ちゃんも貧血になってしまうなどの場合もあります。そのため、普段の食事内容に気を付けなければなりません。

ミルク育児の場合は、妊娠中に我慢した食事やスイーツを食べることができるのは嬉しい点です。

授乳を代わってもらえる

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ミルク育児の一番のメリットは、授乳を代わってもらえることがあげられます。

母乳育児では、ママしか対応できません。しかし、ママは産後の体の痛みや疲労が十分に回復していないこともあります。新生児のころは、2~3時間おきに授乳をしなくてはならないため、睡眠時間も限られてしまいます。

私の場合、泣いてしまうときは、授乳しているときしか静かではないという状況もありました。そんなときに、ミルク育児の場合は、パパやおばあちゃんに授乳を代わってもらうことができます。また、我が家のパパは哺乳瓶でミルクをあげることで、赤ちゃんのお世話をしているという実感が強くもてたそうです。

飲んだ量がわかりやすい

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ミルク育児の場合、飲んだ量が分かりやすいということがあります。

母乳育児の場合は、どのくらいの量を飲めているのかわかりません。もちろん、細かい単位まで測定できる体重計があれば、飲む前後の体重をはかることで、母乳量がわかる場合もありますが、特別に準備しないといけません。ミルク育児の場合は、作った量と飲めた量が一目で確認できます

また、母乳育児の場合は、赤ちゃんが飲むのに力がいるので、新生児などの力の弱い時期は、飲むのに疲れてしまって、十分量が飲めていないという場合もあります。一方、ミルクの場合は、飲んでくれた量が分かるので、お腹いっぱい存分に飲んでくれたという安心感もあります。

赤ちゃんの授乳間隔が安定しやすい

ミルク育児は、赤ちゃんの授乳間隔が安定しやすいということがあります。

ミルクは腹持ちがよいため、授乳間隔が開き、一定のリズムが生まれてきます。授乳の間隔が開くということは、その分体を休めることができます

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ミルク育児のデメリット

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今度はミルク育児のデメリットについて説明していきます。

ミルク育児のデメリットには次のようなものがあります。

  • 外出が大変
  • お金がかかる
  • すぐに飲めない
  • 子宮の戻りが悪い


それぞれ順番に詳しく説明していきます。

外出が大変

ミルク育児の一番のデメリットは外出が大変なことがあげられます。ミルク育児では、次のような道具が必要です。

  • 煮沸した哺乳瓶
  • 必要量の粉ミルク
  • 70℃以上の沸騰させた湯
  • 40℃程度まで冷ます


外出先では、容易に煮沸することができないため、長時間出かける場合は、出かける時間分の哺乳瓶や粉ミルク、お湯などの準備をしていかなければなりません

私は、生後1ヶ月健診のときは、産院まで自宅から距離があり、1日かかってしまったため、4本も哺乳瓶をもって移動しなくてはなりませんでした。

お金がかかる

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ミルク育児の場合は、粉ミルクを準備しなくてはならないため、お金がかかります。

粉ミルクは色々な価格のものが販売されていますが、メーカーによって味が異なります。安い粉ミルクに変更しても、赤ちゃんがその味を嫌ってしまえば、好みの味に戻すしかありません。

我が子も、産院で飲んでいたミルクしか飲みませんでした。また、赤ちゃんの月齢が進むにつれて、飲む量も増えるため、費用はさらにかかることになります。

すぐに飲めない

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ミルク育児の場合は、70℃以上の沸騰させた湯で粉ミルクをとかし、その後、40℃程度まで冷ましてからあげなければ、赤ちゃんがやけどをしてしまいます。そのため、飲むまでに時間がかかります

夜の授乳は、「赤ちゃんが泣く⇒ママが起きる⇒ミルクを作る」という流れになるため、ミルクを作っている間、赤ちゃんは泣いていることになります。その間、赤ちゃんの泣き声はどんどん大きくなるため、焦る気持ちもでてきます。

私も夜間の授乳で、焦って多く湯を入れすぎてしまったり、煮沸した哺乳瓶を落として汚してしまうということを度々やってしまいました。

できるだけ早く適温にするためには、赤ちゃん用のミネラルウォーターを利用する方法もあります。詳しくは、こちらの記事で紹介していますので、ご参照ください。
赤ちゃんにミネラルウォーター!そのまま飲めるのはいつから?

子宮の戻りが悪い

ミルク育児の場合は、ママの子宮の戻りが悪いといわれています。

ママの子宮は妊娠中に大きくなり、出産後は、風船のようにしぼんできます。母乳育児の場合は、赤ちゃんが乳首を吸うことが刺激となって子宮を収縮する信号が出るといわれています。

ミルク育児の場合は、その信号がでないため、ママが自力で子宮を戻すことになります。

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まとめ

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ここまでは、ミルク育児のメリットとデメリットについて説明してきました。

ミルク育児のメリットは、次の4つです。

  • ママの食事を気にしなくてよい
  • 授乳を代わってもらえる
  • 飲んだ量がわかりやすい
  • 赤ちゃんの授乳間隔が安定しやすい


一方でミルク育児のデメリットは、次の4つです。

  • 外出が大変
  • お金がかかる
  • すぐに飲めない
  • 子宮の戻りが悪い


産後ママがぶつかる最初の壁である授乳は、私も本当に大変でした。

育児本などでは、母乳育児の大切さが重点的に説明されていることもあり、ミルクよりも母乳じゃなきゃダメなんだと追い込まれてしまうママもいらっしゃるでしょう。私も出産前は母乳の方がいいのかな?くらいには思っていましたが、産後の今は、どっちでもいいじゃないと思います!

母乳やミルクの育児が大変と思うのは生後2か月程度までです。それ以降は、どちらでも慣れてきて軌道にのりますし、ミルク育児のデメリット部分も上手に工夫してカバーすることができるようになります。

我が家の場合、ミルク育児の方が、パパも授乳体験ができるため、子供のかわいい授乳姿をみて、たくさんの父性を育ててくれました。ミルク、母乳育児、どちらにしても笑顔でパパもママも育児をすることが大切だと思います。

皆さんも自分達にあった育児方法を選んで、楽しんで子育てしましょう。